町田ゼルビアの2011年を締めくくる
ホーム最終戦
相手はＪリーグ準加盟同士の天王山で
苦手アウェイで破ったカマタマーレ讃岐
Ｊリーグに向けて
このアウェイの勝利から
一気に昇格への現実味が増した
一戦だったといっても過言ではない
最後にＪ昇格を確実なものにし
一つでも順位を上げるために
再びこのカマタマーレ讃岐を破らなければならない
本来であれば3月の第1節だった
今年の青い祭りを最後一気に
ゴール裏だけでなくアウェイのバクスタまで満員
試合開始
今年戦ったメンバーでの最後の試合
退任が発表されたポポ・ヴィッチ監督最後の采配
いつも通り記念撮影後、田代選手がダッシュ
いい形で開始することはできたが
天皇杯でＪ1の横浜Ｆマリノスを苦しめた
カマタマーレ讃岐だけあって
なかなか守備を崩しきれない
その中で逆に攻め込まれる場面も
名物だったポポさんの抗議もこれで見おさめ
打開したのはやはりドラガン・ディミッチ選手
酒井選手からの低めの浮かせ球を
得意のボレーで先制
また球が突き刺さっているだけで選手が写ってない・・
ここで前半が終了
後半に入ってからカマタマーレの北野誠監督が
粋な計らいを・・
ゼルビアから移籍した飯塚亮選手
ゼルビアの形を作りながらも
なかなか一進一退の攻防
特に前半終了間際にカマタマーレは1名退場を出しながらも
引くだけでなく攻撃も継続してくる
そしてもう一人の移籍選手、鈴木祐輔選手も
今回も球の処理でイージーミスが続いた
欲しいところで追加点が獲れないが
終盤に星大輔選手を投入
いつになく動きに切れがあり少々強引でも球を獲りに行く
それに呼応する選手たち
またもや酒井選手がゴール前にだしたパスを
そのまま星選手が蹴り込んでゴール
今年の初ゴールだった
そしてこれは
星選手現役13年間の集大成の1発だった
そしてついにこの男が帰ってきた・・・
2点目が決まった後
最後の選手交代枠で
今期の開幕前の練習で大怪我して
リハビリを重ねていた久利研人選手が
最後の最後で公式戦に帰ってきた
そして試合終了のホイッスル・・・
今年の全試合が終了した
カマタマーレ讃岐には2-0で勝利
これにより勝ち点が61点になり
公式戦が終了していた松本山雅を抜いて
3位に浮上し、4位以内を確定
晴れてＪリーグ昇格のための数多くのハードルを
自ら乗り越えた瞬間だった・・・