『二月の勝者』最新号の感想、あるいは、求めるべきものの範囲 | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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この業界のイメージ改善を期待して応戦しているのですが、


まだキャラの掘り下げが進んでなくて、表面的なブラックな感じだけが話題となってしまっていますねぇ…



最新号の、最後の1ページまるまるのセリフ、きましたね


「塾講師は『教育者』でなく、『サービス業』ですよ。」


と……




賛否があるのかないのか、わからないセリフですかね。


塾講師に、教育でなく、成績向上を期待している、という親御様が多いかと思うので、


正直、1ページまるまる使うほどの、インパクトがあるセリフでないかもしれませんが、


私には、ジャストミートしましたね……




知り合いに、小中高の学校の先生、何人もいらっしゃいます


この業界が、教員免許取得を目指す浪人の受け入れ先として機能している面もあるので、ある種当然ですが。


まぁ、みなさん、激務です


…たぶん、学校の先生同士での、御結婚がそれなりにあるのは、


プライベートな時間が皆無でもあるからでしょう


クラブ・部活などの時間とか、予習とか、研修とか……



まぁ、ともかく、大変そうですわ……


そんなこんなで、全然会う機会がなく、飲みにいけない知り合いが多数……




さて、我が家の家計の話ですが、毎月教育資金として、少しずつ積み立て中


出産祝いとかは、今後子どもが育って、自発的にこれ習いたい、あれ買いたい、とか言い出したときように、プールしてます。


ハイ、自発的に……




現段階で、親のエゴとして、これを習わせたいなぁ……というもの、いくつか、あり


ひとつは、水泳


家人からの強いプッシュあり


これは、マイナスからくるものを避けるのが理由です


要は、泳げないということをバカにされない、とか、海やらのレジャーでおぼれないように、とか


そういったもの主目的としてます


これは、純然たる「泳ぐ技法」というものを、身につけてほしい、ということ、になりますね……




もうひとつは、打楽器以外の楽器系


これは、私の方がプッシュしてるもの


これに関しては、主目的が、「頭がよくなるようにするため」というものです


……えっ、どういうことかって??


確か、マルコム・グラッドウェルの本にあったと思うのですが、


スラム街で、楽器演奏の習い事をさせた子どもたちが、他の子どもたちと比べて、IQが10?とか高くなった


みたいな話がありました


それを受けて、ですかね……


(打楽器以外、としているのは、単純に私の趣味です、楽器による差とか、データになかったと思います)


楽器に関する習い事ならば、当然ながら主目的が「演奏技術」というものが来るべきなのですが、


私は、本来ならば副次的なものを、主としていますね……


本格的に音楽をなさっているお子様、そして、その親御様には申し訳ないですが……




さて、部活動というものに、親御様、何を求めますか?


団体競技とかならば、協調性ですか?


文化系ならば、穏やかな人間関係、とかですか?


…上記にあるような学校の先生、自身が学生時代に習っていたスポーツの顧問をやって、充実している、とは言いますが、


そのスポーツ技術うんぬん以外のものを、求めらる事が多々あり、やや辟易としていました


まぁ、そうでしょうね……


部活などで得られるもの、多々あるでしょうが、


副次的なものを、最優先とされると、そのスポーツなり競技なりを真剣にやってきた側からすると、やや釈然としないものがあるようです



では、次に、高校での教育、というものはいかがでしょか?


義務教育から外れますよね


公立でなく、私立ならば、なおさら……


中高一貫校に進学されることを希望とされている親御様がご覧になっても、ぴんとこないやも



ならば、小学校教育ではいかがですか?


ここに、私立というものが加わると、またややこしいですかね?


中学進学実績を考えて、私立小を選択なさった親御様もいらっしゃるでしょうし……


公立ならば、義務教育ですから、特に意識なく、というのもあるでしょうが…


そして、そこで、何を求めましょう?


ということになりますかね……



いじめだなんだ、という指導力に起因する問題さえなければいいや


とか、私は思ってしましますが、


現代では、それすら、高望みかもしれませんね……



当方の小学校時代というものが、まぁ、それなりに思い出したくない部類なので


(担任の先生に起因することが多いですねぇ……)


小学校というものに対する期待値が、かぎりなくゼロです


いじめ、起きないにこしたことはないけれど、起きたとしても、我が子が、ケガなく帰ってきてくれればいい、くらいの感覚です


(そもそも、いじめが起きた場合、学校に対応を任せず、転校なり、フリースクールなり、自宅学習に即座に切り替えればいい、という考えを持っています)


これは、学校の先生というものが、職業のひとつに過ぎず、その職業に就いている知り合いを多く知っており、


その職業での明確に仕事内容に属する、


カリキュラムに従い授業を一定速度で進める


マニュアルに従い事故を起こさないようする


という以外のものを求めてもしょうがない、という認識に起因します


(気に入らない同僚にいろいろと嫌がらせをした人間が、現在某都立一貫校の先生ですね……)


(いえ、知り合いの多くは、そんな問題がある方ではないのですよ……)



その職業の、主目的以外の領域については、特に求めない方が心情的にラク、という思いもありますが。


学校生活における、副次的なものとして、クラス内における人間関係などは、期待してはいますが、


小学校の先生には、過度の期待はしないだろうなぁ、と思っています





教育者、というものが誰を、何を指すのか、私にはよくわかりません


熱意、信念なるものがあったとしても、それが私が求めるものと合わない場合もあるでしょう


生徒、その保護者すべてに認められる先生などは皆無でしょうから。



ただ、「教育者」という言葉が極めてあいまいなために私がそう考えてしまうことで、


「サービス業」という表現ならば、それぞれのニーズに応える職業、とも表現できるかもしれません


そう考えると、冒頭に紹介したマンガのセリフ、なかなかに、深いものがあるかも、ですね……



……と、まぁ、楽器系の習い事の主目的がズレている私が申しても、説得力ないかも、ですが。


とはいえ、「楽器やってたのに、うちの子の成績がよくならなかった!」なんてクレームは死んでもしませんが。


 

突き詰めれば、「教育者」なるもの、親以外いないのかもしれません


そうなると、現在の我が子への初期教育、極めて重要ですかね……



ちなみに、昨日我が子にした読み聞かせ?は、


昔話風創作話、『ナッツ姫』と、『水かけ姫』というタイトルの、時事ネタからの派生したものです


『ナッツ姫』


おばあさんが買った、おじいさんのおつまみ用のミックスナッツに、小さな女の子が紛れていて、


その子が世界を旅したい、ということで、大韓航空の飛行機に乗り込み……


というお話。。。



うん、「教育者」としての私、アカンものがあるなぁ……


改善の余地、多大にありますね……


反省。。。


少なくとも、「サービス業」については、しっかりと結果を出していきたいところ……


今後とも、よろしゅうに




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