その言葉だけで十分ですよ。今はね。MAAさん撮影 「宝物は心にあるからこそ、宝物を手放すことができる」 より抜粋。 建て替え後、父は初めての実家。 大阪での生活は、30年ぶりかな? 父は、まず母方の祖母、 そして私の姉の位牌に手を合わせていました。 「お前のねーちゃんや」。 父の口から初めて聴く言葉。 そして「お前には苦労かけたな」。 十分ですよ。 親父。 その言葉だけで十分ですよ。 今はね。今は。 岡本理香