◆コンサートへの想い | 心につばさをプロジェクト

心につばさをプロジェクト

〈心につばさをプロジェクト〉の活動記録です♪

2011・3・11 東日本大震災


信じられないような光景がテレビの画面に

次々と映しだされ

私たちは今まで経験したことのない衝撃を受けました


女川に住んでいた私の心の支えとなっていた

大事な知人が安否不明と知ったのは

それから2日後

ソーシャルメディアでの情報拡散をお願いし、

自分の日記ブログでも情報を求め

無事を祈り続けました・・・

しばらくして

90才のお年寄りをおぶって避難しているところを

津波に飲まれた・・・という情報が寄せられました。

ブログへの情報で、直接確かめるすべはなく

その知人はいまもなお行方不明のまま

12月に姿なき葬儀が執り行われました。


あの地震の被害にも、心の支えを失ったことも

私にとって大きなショックでした。

その方はご自分の二人のお子さんを残したまま

行方不明になりました。

ご自身も若くしてご両親を亡くされ

ご自分が家族を持ったときには

幸せな家庭を築きたいとおっしゃっていて

実際、とても幸せなご家族だったのに・・・


たくさんの震災孤児・遺児が生まれてしまった今回の大震災。

子供たちはこれから、頑張って生きていかなければなりません・・・

学費、生活費・心のケア・・・

いくらあっても足りないでしょう。

少しでもなにか役にたてないか・・・

たった一個人のなんの力もない私だけど

なにかできることはないか・・・

いてもたってもいられない気持が私を突き動かしました


「心につばさをプロジェクト」

被災地へ少しでも温かい想いを届けたい

同じ日本人として少しでも被災地の方の心を軽くできたら・・・

その想いでこの名前をつけました。

被災地ではない地域の人も

みんな何かお手伝いをしたい、そう思っています。

でも自分に何ができるのか、

何をしたらいいのかわからない、という声も聞きます。


今回のコンサートでは

入場料の収益を義援金として

あしなが東日本大震災津波・遺児募金に寄付致します。


より多くの方にお越しいただくことによって

多くの義援金を寄付することができます

心癒される音楽を聴きながら

支援に協力することができます



心につばさをプロジェクト


今回のコンサートでは

心につばさをプロジェクトに賛同してくださった5名の

プロフェッショナルが心をこめて演奏・朗読をします。

いまも細かく打ち合わせを重ね、想いを届けるために
一生懸命力を貸してくださっています。

このコンサートで演奏される曲はジャンルにこだわらず

皆さんのよくご存知の曲ばかりです。

どこかで耳にしたことのある曲を

情感あふれる生演奏でお聴きになったとき

いろいろな心象風景とともに

大切な人への想いが心に灯ることでしょう・・・


音楽には心を癒す力があります。

会場にお越しくださった方々の温かい祈りの想いは

心のつばさにのって被災地へと必ず届くと私は信じています。


この支援プロジェクトは今後も

長期に渡り続けていきたいと思っています。

復興には何年もかかります。

いま0才の赤ちゃんが成人するまでだって20年はかかるのです


今後の活動のためにも

「心につばさをプロジェクト」へお心をお寄せ頂きますよう

心からお願い申し上げます。


心につばさをプロジェクト主宰


森 ひさよ


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