3月1日、昨年10月まで勤務していた通信制高校の卒業式でした。

自分で決めて退職したとは言え、できれば勤めたいと言う気持ちもあったので、
久しぶりに高校生たちや先生方と会えてとても嬉しい日でもありました。

毎年思うけれど、卒業すると、もうほとんどの生徒と2度と会うことがありません。

でも、何かの拍子にふっと思い出すことはたくさんあります。

たぶん、子どもたちが想像しているよりずっと、そういうことは多くて、
たぶん、子どもたちが想像しているよりずっと、私は彼らのことが好き。

多くの子どもが挫折感、無力感、劣等感などを抱えながら高校に入学してきて、
彼らなりの成長をして卒業していく。

でも、「高校」という所属を失うことで新たに悩みながら、葛藤しながら生きていく
子も少なくない。
生き方や進路が決まっている子ばかりではないから。

これからも大変なことが多々あると思う。

でも、それ以上に「感謝」や、「楽しい」を感じて生きていってほしいなと願う。

いろんな状況の子がいる中で、

決して、表面的に語れることではないけれど、

日常にある「感謝」、「楽しい」に気付くことができる人生を送ってほしいと心から願う。

ありがとうございました。

「子どもの笑顔とイキイキは、大人のイキイキから。」

こころの里カウンセリング 代表
 メンタルカウンセラー・スクールカウンセラー
   山﨑里美