いつの間にか年度末となっていますね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先週、当法人(公益財団法人北海道精神保健推進協会)の市民公開講座が行われました。
こころの健康を取り戻すのに大切な「精神科リハビリテーション」について知ってもらうために、こころのリカバリー総合支援センターでは、精神科デイケアの施設見学とテニポン・バドミントン交流会が行われました。
今回の目玉は、B型事業所ここリカ・プロダクションの「にんげん図書館」です。
事業所のメンバーが「生きている本」として、当事者の体験や障碍について話し、その後、読者と対話できる「にんげん図書館」を行いました。
ここプロでは、10冊の本をご用意しましたが、1冊(人)が体調不良でお休みになり、9冊での図書館となりました。
(そこは生きている本ですので、いろいろありますよね~)
読者は、関係機関の方、町内会の方、新聞の記事を見て来所された方など多くの方にお越しいただきました。
生きている本が、自分の病気や障碍を通して、今の生活や考えを読者に伝えています。
読者からは、「今落ち着いて生活できているのは、ここリカやここプロに通えるよりどころになっているのですね」といった感想や有意義な時間になったという感想もお聞きしました。
ここプロでは、また別の機会に「にんげん図書館」を開催したいと思っています
あなたの興味を引く「本」は誰でしょうか?
ぜひ、次の機会にお会いしましょう!(はっと)