昨年の暮れに京都のお客様からお地蔵様の絵を書いて頂きたいと、

御依頼のメールが届きました。


メール本文より・・・「 12月9日に茶粥屋をオープンします。このような条件ですがお願いします。
 右に伏見稲荷大社と左に東福寺はそのままで文字は『神様、仏様、皆様に感謝』で
 店名はどこかに入れてもらって真ん中の下にお地蔵さんを入れて欲しいです。
 そのお地蔵さんは店に茶粥地蔵として左手に茶碗で右手は数珠持ちで拝む格好で置く予定なんです。
 その地蔵さんを書いて欲しいです。その地蔵さんのイメージはまた送ります。
 先生イメージわかりますか?
サイズはB3A3とを測って確認します。
 額は思ってたより高いので考え中です。
 絵と文字は知念先生のが絶対欲しいので頼みます。
変更して本当に申し訳ございません。
 よろしくお願いします。・・・・・和ん茶んす京都 岡田行晴 」
大変しっかりとした内容で詳細もハッキリしていて分かりやすかったです。
 私もわくわくしたモチベーションで岡田さんの人柄を思い浮かべながら
 イメージを最大限に上げ茶粥のお店が是非ともも成功して欲しいと思い内容を確認しながら
 デザインを提案させて頂きました。
 今回は、その手順を紹介いたします。
先ずは、送って頂いたメールの内容から写真データを探します
気に入った写真かデータを送って頂いても良いです。
京都の伏見稲荷大社・東福寺の画像


 "伏見稲荷大社"
岡田さんのイメージで石屋さんに彫って頂いたお地蔵さん


そして、神様・仏様・皆様に感謝・・・の言葉とお店のロゴを入れデッサン致します。

私は、デッサンを特に重視しています。何故かと言うと
下書きをしっかりすることで着色がとても楽にできて仕上げんがウンと楽だからです。
似顔絵を描いたり仏画を書く時などは特に慎重に私は書きますよ!
この段階で一度メールで岡田さんに確認をさせて頂きました。
岡田さんからは、校正はこれで良し!とのことでしたので張り切って着色していきました。
完成しました。↓


出来上がった作品の確認をメールで送ります。
そこで、問題が発生しました。私のツイウッカリです。
岡田さんが、嬉しさのあまりご両親に見せたところ・・・
ご両親が重大なことを書き忘れていたのに気づいて頂きました。
なんと!「皆様に感謝」の文字を忘れていたのです。


早速直すと同時にお地蔵さんを蓮台に載せて修正施しました。


早めの修正は、手間もあまりかからず納得に行く作品に仕上がりました。
額縁やマットもお地蔵さんの絵のイメージに合わせて見ました。
”完成です!
岡田さんから嬉しいメールを頂きましたので紹介します。
「みんないいと言ってくれました。
このお地蔵様の絵を汚さないように素敵なお店にします。
嬉しくてこの絵と一緒に写真を撮りました。
京都に来られましたら是非寄って下さい。」
と言う内容と写真を送って頂きました。↓

 


"お礼の写真"
私も年末と言う事もあり少し時間が掛かってしまいましたが、
心を込めた作品を完成させて頂いたことに岡田さんに感謝させて頂きます。
有難うございました。
皆さんもどうでしょうか、お地蔵さんと文字を組み合わせたたった一つの絵を飾ってみませんか!
皆様が気に入る内容と要望を打合せの段階でしっかりとした絵に仕上げていきます。
ですから、何処へ飾っても見栄えがします。

絵と書のコラボを上手く表現することにほこりを持っています。

ですから、自信を持った仕事をモットーにしています。
詳細についてにご質問が御座いましたら是非メールでお問い合わせしてください。

 

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