こんばんは。
3カ月で書ける!文章・伝え方コンサルタント
佐久間可奈です。
今日のタイトルはちょっと毒入りです。
(しばらくブログを書いていなかった自分にも言っています)
皆さんは、ブログ、書いていますか?
書きながら、こんな脳内会話していませんか。
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お仕事用のブログとなると、何を書いていいのか迷うよね。
テーマに合った内容にしたいし、そこから集客もしたいし。
そうなると・・・あまり変なことは書けないからなぁ。
友人Aさんと行ったあの場所のことを書きたいけれど、行けなかった友人Bさんがどう思うかな。
私はあのイタリアンレストランが大好きなんだけど、取引先のCさんは「期待したほど旨くない」と言っていたっけ。
あんまり、がつがつとイベント告知をするのもカッコ悪いから、それは今度にしよう。
かといって私の日記なんて読みたい人いるのかな。
読まれないと「いいね!」も付かないし寂しいよね。
やっぱり今日の更新は、無しにしておこう。
そもそも私の文章は、なんて稚拙なのだろう!?
全然まとまりがない。書いては消して、書いては消して・・・。
あーもういいや!めんどくさい!!
もう何か言われたりするのは怖いから、何も書かないでおこう。
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ほら、こんな脳内会話していませんか?
そして友人知人や取引先のSNSをチラ見して・・・あなたのページはすぐに閉じるのです。
そのくせ友人知人や、取引先のSNSを心の中で毒づいているのも知っていますよ。
「あの程度の文章で、よく、プロって言えるよね。」
「私(俺)でも書けるよ」
なあんて、ね。
あなたが書かないのは自由です。
だけど書かないあいだに、積もり積もったあなたの内側にある「本当の言葉」は、排水溝にかき集められた枯葉のように沈殿して…
やがて醗酵して匂いを発するのです。
醗酵した言葉は美しくない。
なんかダラダラしている。
時には他人への悪意や敵意を含んでいたりする。
私こそ、だいぶ、毒たっぷりに表現しましたけど…
タイトルの「書かない人の功罪」。
書いて伝えなければ、誰に嫌われることも、誤解されることもない。
「ありゃ、しまった、失敗だった」
「昨日の記事は、ちょっと、不評だったか」
そんなリスクを取ることはない。
だけど誰に愛されることも、選ばれることも決してない。
「あの記事は、素晴らしかったね」
「投稿、いつも見てますよ。心に響きました!」
そんな言葉の花束をもらう日は永遠に来ない。
私は、フェイスブックの投稿、メッセージ、ラインも含めると、1日に書いているSNSの文章が相当多いです。
ブログの更新は、文章・伝え方のプロになってからは減りました。
ご依頼を頂いているお仕事が優先になりますし、それ以外の文章も、非常に、気を遣うからです。
いつか文章のプロとして、何か新しいことをスタートしたいと思い続けていたあの頃。
mixiは2006年から2009年まで、毎日のように書いていました。
amebloも2009年から2011年まで、毎日のように書いていました。
ブログタイトルの仕事でお金を頂くようになった2011年11月以降は、お仕事の告知や情報発信にシフトしていきましたが…
それ以前の記事はずっと「自分の棚卸しのような日記」「やりたいこと、心に想うことの宣言」でした。
ストレス発散のような愚痴、ボヤキもあったっけ(^^;
今は「深く考えず、さらさらさら~と書いている」ように、見えるかもしれないですね!
プロになる以前、心に浮かぶ自分の言葉を、ただ表現し続ける5年間を送っていました。
1円にもならなかったですが。
文章を書くことが本当に楽しかった。
無我夢中になって、文章を書いていた。
言葉を吐きだしながら自分自身と向き合っていた。
いろいろな読者の方のコメントに、励まされたり、お叱りを受けたり。
mixiやフェイスブック上で友人同士が言い合いを始めてしまったことなども、今となっては大切な経験です。
そうして開業して、成功して、挫折して、離婚して、沈没して、立ち直って…
また挫折して、復活して‥‥今も書いている私がいます。
(書かせて頂いている。と思うようになりました。)
書かない人の功罪。
書かないで、立ち止まっている人は、どうか、知っていてください。
あなたが書かないのは確かに自由です。
だけど、実際に書いてみて、わかることがたくさんあります。
プールサイドや観客席で、人の批評ばかりしていても、得られないものが山ほどあります。
あなたが自分を表現しないことで、周りの人にも「何か本当の想いを語らせなくしている」不自由さを与えているかもしれません。
あなたを待っている未来のお客様にも「頼りになるあなたを見つけられずに」不便で不自由な思いをさせているかもしれません。
私は、もはや、自分だけ言いたいことを言ってスッキリしたいという気持ちは、全然ないんです。
誰にでも本当の想いを語ってほしいし、その想いを言葉として聞きたいのです。
自分の気持ちを表現して言葉にすること、その表現からあなたが大切な人たちを魅了すること。
勇気を出して伝えることで、誰にでも「できる!」と信じています。
私は、あなたの心からの言葉を待っています。