多気北畠遺跡(国史跡)で室町時代後期(16世紀中頃)の刀装具の栗形(くりかた)などが発見された。
 金属製で刀の鞘口(さやぐち)のそばに取り付け、「下げ緒」を通して刀を上帯に結びつけるための装具として使われたという。[読売新聞]