写真はメガドラですが話はバトルファイターズ餓狼伝説。

餓狼伝説好きなら好きな人も多いはず、
アニメ版餓狼伝説の1作目。
大張正己氏のキャラデザインも僕個人としては最高でした。
ただなんとも中途半端な時間帯に放送された中ジョー東の声優がまさかの佐竹雅昭起用。
まあジブリで言うジャニタレ的立ち位置。
あ、ニッキがいたね。
まあ実際ジョーのモデルはこの人だし、
その情報を目にした時、
本当に真っ直ぐな気持ちで
「ある意味本物じゃん!楽しみ!」
なんて胸を高鳴らせたことでしょう。
僕もその一人でした。

とりあえず序盤でちびテリーとちびアンディに女子を萌えさせた後、
登場した若ギースの声がすでに老いていたことに少しショックを受けた。
しかしかっこよかったらよしとする。

テリーの声の錦織一清氏はベテラン陣とは趣が違うとはいえすごくはまっていた。
そのテリーがリリィをめぐってバーで(パオパオカフェだったかな?)大暴れしているところにとばっちりをうけるジョー東。
第一声が
「何しやがる!」
という非常に短い特に何の変哲もないセリフなのだが見ていた誰もが心で思った。
「おや?」
あるいは漏れ出た人もいるかもしれない。
えも言われない違和感と一抹の不安。

そしてここからはジョー東ではなく佐竹雅昭大暴れ。
プロデューサーはアフレコの現場で、
どんな理由をつければ気分よく降板していただけるのだろうかと、
頭をフル回転させたに違いない。
それほどのインパクトを僕らに残したのだ。

だってもうどんなにシリアスな展開に持ち込もうとしても無理なんだもの。
ホテルの一室でテリーと酒を飲みながら会話してるシーンなんかこの作品のハイライトと言ってもいい。

そして初代餓狼は3人の主人公ということで、
なにかと最後までジョーの出番があるので、
色んな意味で観てる側は緊張しっぱなし。

実はこれ、小説版もあったりするのだが、
やはりジョーのセリフは檜山氏ではなく佐竹雅昭の声で聞こえてきます。



とりあえず愛を込めて動画を以前に作りました。

とりあえず佐竹雅昭話に花が咲きすぎるのはいたしかたないとして、
この作品全体としてはまあ餓狼伝説としていろんな要素を盛り込まなければいけない割に放映時間が短く多少薄味感は否めませんが、
ギースをとにかくかっこよく描いてくれたことには愛を感じずにはいられない。
若ギースにいたっては龍虎の拳2にまで影響を及ぼしたり。

まあホアジャイはいつでもやられ役ですが、
変にスーパードリンクとか飲まされなくてよかったんじゃないですかね。

波動旋風脚とかはちょっとえーってなりましたけど、
2でのクラウザーとのやり取りの伏線になっていると考えればもう最高です。

あとギースは屋上から落ちずに池ポチャで終了します。

とにもかくにもシリーズ通して好きなんです。
だからもうゲームはいいからアニメ版だけでも進めてください。
レイジングストームを覚えたギース様をほったらかしにするのはやめてください。


2へつづく。