ハーセプチンの日の先生との会話☆ | トリポジ☆乳がん☆乙女崎夢子の場合。

ハーセプチンの日だったので病院へ行ってきました。

「どうやった?」と聞かれて、うだうだと


「超体調悪かったし、口内炎痛かったし、関節も痛いし、食欲全然なくって、2週間ほどまともに食べてないし、なのに体重減らないし、おしっこも少ないし、どーかしたんじゃないかと思ってたYO」ってことをひたすらウダウダ語りました。


神『口内炎は関係ないわ。』バッサリ


夢『あw うそ。wてへ。』


神『リュープリンっちゅうのは、脳に生理を止める指示を出すためだけの薬みたいなもんやから、口内炎とか、そういうものに直接的には影響はないと思うw』


夢『てへ。がん治療を受けるようになってから、とくに口角炎によくなるようになってて、しょっちゅう口の横が切れるんっすよね♪へらへ~ら』


神『口内炎とか口角炎には『カンユ』がええと言われてて、あれを食べるとすぐ治るし、出来にくくなるわ。今でもカンユって買えるんかな?(笑)』


夢『あ。毎年春に幼稚園でカンユ買いませんか的なものが渡されるし、今年はそれで購入してみようかな(笑)』


神『あとは?』


夢『神経症が再発したというか、最近焦燥感に襲われたり、人前に出ると喉が詰まってつばを飲み込むタイミングもわからんなることがあったり。めまいのせいか、宙に浮いたみたいになって気分悪くなってきたり。「あ、やばいかも」って思うと最後、逃げ出したくなるような衝動に駆られて超精神的にきつい。

そんなだから、外食とかもダメで、人前で食べたりすると喉に詰まった時に「吐くんじゃないか」と思うのか、粗相をやらかしてはいけないと恐れる気持ちで、そこにいることさえも怖くなってきたり。全身血が駆け巡って、走り出したくなったりします。

 対処法として、今まで過去重度のPDの頃に溜め込んでいたソラナックスを、人前に出るときだけ服用したりしてきたんだけど、最近しょっしゅう飲む回数が増えたせいで、すっからかんになってしまってw・・・先生・・・ソラナックスって処方できますか・・・・(恐る恐る)』


神『うん。できる。。。できるなぁ?(看護師さんに確認)』

看護師さんがすぐどこかにテレフォンして確認してくれたらOKとのこと。

同じ薬なんだけど、名前が違って『コンスタン』に変更にはなりました。(製薬会社の違いだけ)



神『あとは?』


夢『痔の薬も出してほしいっすw』


神『OK。』



で、先生がパソコンと格闘している隙に、例の発表をしてきた。



夢『先生。乙女崎、ついにすごい発見をしましてですね。ある日神が舞い降りてきて、これは先生に言わなくては!!という大発見をしたんです。』


神『ほう。なに?』


夢『あのですね、先生が以前、エストロゲンを餌にしてるがんなので、それを阻害して餓死させるとか言われてたじゃないですか。ハーセプチンは体内に潜んでいるわずかながんでも見つけ出してトッチメチンにしてくれるとか。しかしですよ、まったく逆の発想でですな、(なにこの口調w)

 エストロゲンよりも上質の餌を開発してですよ、それをアリの巣コロリの原理でですね、どこかに埋め込み、どんどん集めてくるわけっす。それを食べたら死滅。でゴキブリホイホイの原理で、そこから出られないために『がんの巣コロリ』を定期的に取り出して交換するという・・・・どうっすかーーーーーー!!!!!』




神『うん。集まらんと思うわ。』(完) チーン




夢『か~~~~~~~ぁ!!!そうか~~~集まらんかーーー。アイツは集まってくる奴らじゃないんっすねw けっw

 がしかし!!!!先生!!!IPS細胞もそうやったように、実績だけが真実になって、すごく単純なところに見落としがあったように!!!このカンの巣コロリの発想も、実はもしかしたら!ってこともあるやもしれんって思うんっすよ!!!先生ぃ~~~♡今度の学会でチョロリ~~んとだけでもいいので、誰か伝えておけばどうにかしてくれそうな人の小耳に挟んでおいてくださいよぉ~~~ん♡(モミ手)』



神『まぁ・・・そうやな。STAP細胞みたいなもんやな。』


夢『そうっす!アレも夢子は絶対に存在してるんだと思ってるっす。だけども絶対にお上の陰謀で叩きつぶされてるとしか思えないっす。どうっすか!』


神『うん。そんな感じもするよな。あれはほんまに期待できるんや。あれがほんまやったらかなり助かることになる。あれはほんまにすごい発見やっただけに、事実であってほしいって思うんや・・・』


夢『やっぱりっすか~~~~~~☆☆☆☆☆夢子もそう思うっす!

  なので、先生!がんの巣コロリの『集めてくる』という発想もバカにされるかもしれないけれどあながちってこともあるかもしれませんので!!!!!』


神『(笑)そうやなぁ・・・一回誰かに今度言うてみるわ。』



夢『おおおおおおおおおおおおおおお!!!!!神さま~~~~~(涙目)』


看護師『でも、ほんとそれ、すんごい発見な気がしますけどw それが出来たら癌は治りますもんねw 』


夢『おおおおおおおおお!!!やっぱりそうですか???不可能なことはないと信じたい。200年後でもいいから、誰かにこれを研究していただきたい!』


看護師『思えばPETの原理ってそれですよね。ブドウ糖を注射して、それが多く集まるところに癌細胞があるとされている。それが可能なんだったら・・・とか考えてしまいますよね。』



そんなこんなで、一見バカげた話も、専門家たちが引き続き会話し始めると、

夢子の頭では出てくることもなかったくらい、『じゃぁ、あれは?』『じゃぁこれは?』「あ。じゃぁ、こういうことじゃないですか???』と広がる広がるw


おい。ほんまに可能なるんとちゃうんけ!!!!と一人ときめいたただの患者でした。(爆)




その後、放射線のことも再度聞いてみた。


神『前にも言うたと思うんやけど、一応脇のリンパ転移が4つ以内の人は放射線はせんでもええと言われとんや。でも、乙女崎さんのは全摘したけど、抗がん剤はちゃんと効果があったとはいえ、5cm近く幅を広げとったということと、中心部が生きてたということ。全部取りきってはおるんやけども、イギリス(やったかな?)で、同じように全摘出した患者さんで乙女崎さんみたくリンパの転移も4つ以内やった患者さんに放射線をしたヒトとせんかった人の差を25年間に渡って調べた結果があって、放射線をした人のほうが非常に成績がよかったというデータがあるんや。』


夢『なるほどなるほど。でも、先生が最初に言われてたみたいに、放射線をすることによるリスクもあるんですよね。』


神『うん。ゼロではないわ。でも、稀やし、それよりもこの25年の結果の差を考慮したいと思う。』



まだハッキリと先生もいつからやるとか決定してこないのだけど、

大方覚悟的な部分では放射線治療はやることになるだろうなと思っておくことにするよ。


点滴のルート確保のときに、先生が


神『でもまぁ乙女崎さん。そんな心配するほど、どうにかなったりせん思う。大丈夫やから、気楽に楽しくおってよ。』



夢『はい☆』




先生がこういうことを言うてくださるのって、すっごい嬉しいんだ。

それって『治る』って言われたみたいですっごく嬉しい。

多分、安定剤を処方してほしいと懇願してくるわけだし、夢子の精神状態を案じてそう言うて下さってるのかもだけど、それでも嬉しい。

神様の言葉のように聞こえるから不思議。



ハーセプチンも残り4回。7月上旬でおしましだってさ。



よし。頑張ろう☆











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