士気の有無どころか軍というものに所属しているかさえ疑わしい1121小隊が反乱を起こしました。いやあ、さすが軍人です。ホプキンスの部隊を相手にこんなに戦えるとは・・・・。

でも、これは多分ですが銃殺されても良い。ホプキンスの部隊も隊長の生死なんか無視して攻撃するすべきでしょう。国家を守るという目的の為の集団ですから、その利益に反する者は排除して当然です。ましてや軍律に反する行為は厳罰でしょう。個人の意向や思いなんか不要なものです。もしも敵を目の前にして戦争反対など言って銃を投げ出してしまっては敵前逃亡です。

閑話休題


アイーシャ撃たれました。死んでいないけど重傷のようです。

そんでもってホプキンス大佐に銃を向け人質に・・・・。オイオイ!

大佐は講和に反対のようです。開戦の切っ掛けにアイーシャを利用する算段だった。うん?それじゃ大佐が命令無視していたことになります。上層部の命令違反!

もっと大佐を悪役にして欲しかったですね。その悪役の企みに対してフィリシアが立ちあがったというような正当な動機付けを明確にすればもっとフィリシアを応援できたと思います。


カナタが聞いた停戦信号に関しても後方にも大佐の部隊、もしくは別の部隊もあったはずだから誰かが大佐に進言しておいて堂々と無視する場面を入れるとかして大佐が反乱軍を指揮しているとかでも良かったと思うのです。要はフィリシアたちが感情だけで動いているのではなく大義名分があっての行動をして欲しかったです。戦争の愚かしさとか悲惨さを見せろとまでは言いません。まあ、フィリシアが戦争に参加していた過去回で描写があったのですがね・・・・。


人質の大佐が脱出したために事態は逆転です。そこでタケミカヅチを起動。カッコイイけど蜘蛛の化物みたいな動きで好きになれないです。過去の遺物的なタケミカヅチですが性能的には現状のものとは比べようが無い高性能でしょう。でも、あの動きに対して乗員が無事にいられるとは思えないのです。まあ、それなりの動きが出来るのは設計段階で想定しているでしょうから乗員の安全性とかは考慮されているのでしょうけど。

タケミカヅチは強い!

その強いタケミカヅチから停戦を知らすためにラッパを吹くカナタ。でも敵味方とも戦いに・・・・。

そこでカナタは両国に共通の曲であるアメージンググレースを・・・・・。

時間にしてそう長くは無かったものの音楽に聞き入る兵士。

そこにやって来ました!

カナタたちを助けるのはリオだとは想像していたのですが、やはり水戸黄門の印籠が最終局面で出てきました・・・・なにか違うけど^^;

カナタの聞いた停戦の信号ラッパは少佐だったのでしょうか?ひょっとしてリオでしょうか?

これにて一件落着です。

両国とも戦争することは望んでいなかったし兵士も同様だったのでしょう。しかし望む望まないに関係なく一度火蓋が切られると泥沼というのが歴史が教えてくれています。


ラストシーンでは砦に戻ってきましたね。リオが!

停戦の功労によって望みをひとつ、と言うことで

婚約破棄ですかああ?

相手もよく承諾したものですよね。もっとも両国とも戦争回避の為に婚約を考えていたのでしょうから目的を果したからには用済みということかも・・・・。

それでも両国にとって重要な位置に存在していることは間違いないでしょう。

二期は有り得ないでしょうけど、間違って二期を作ったなら多分ですが見るでしょう。

貴重なオリジナルアニメですから様々な意味で毎回楽しみにしていました。