フィリシア曰く 「非常に重要な任務よ。失敗すると小隊全員が懲罰を受けかねないような」重要な任務です。
その業務の名称が「本営直通高度緊急非常事態用指令伝達回線保守確認任務」とは如何にお役所的或いは軍隊的なネーミングですね。最近は役所もネーミングにセンスが問われる時代ですけど・・・・^^;
要するに電話がつながっているかの確認です。
本営とは司令官のいる駐屯地のことです。大本営という言葉が歴史用語として耳にしますね。これは太平洋戦争時まで存在した大日本帝国陸軍および海軍を最高統帥機関です。”統帥”とは軍への最高指揮監督することです。ナチスドイツではヒットラーで彼が指揮していた作戦本部は総統大本営です。ちなみに米国では大統領、英国では国王が軍の最高指揮官です。日本の自衛隊の最高指揮監督権は内閣総理大臣にありますが統帥権という表現は用いていません。
さて、半年に一度行なわれる電話回線チェックもカナタ二等兵には、重要な任務として拝命です。
アバンで見慣れない服のカナタが電話と睨めっこをしています。そのカナタは椅子に座り、何かを堪えつづけています。これは多分・・・おトイレ?・・・・・(^-^; (タラリ・・・)
人気の無い一室。そこには濡れた洗濯物や割れた瓶とかが雑然と放置されているのです。しかし電話は全く鳴る気配がない。
カナタは電話についての知識が無いようです。この電話についての説明で「基本的な仕組みはタケミカヅチのインカムと同じ」と言ってます。このインカムは有線で連絡を取るものですね。第二次大戦中の戦車にはインカムを用いて意志の疎通をしていました。でも、このアニメでインカムを用いている場面は無かったように記憶しています・・・。
上の画像は楽天にリンクしています。
ともかく、カナタがこのような事態に陥ったかというと、
電話回線の確認として本営から電話がかかってくるのは間違いない。しかし、それはいつのことになるやら判らないので誰かが電話に張り付いている必要があるのです。その電話に興味を持ったカナタはこれに志願したということです。要するにこの日は1日電話に張り付いていなければならない状態になってしまったのですね。この時は、こんな状態になることは想像もしていなかったのでしょう。。。
リシアとクレハは司令部へ届け物のため駅に外出です。お昼になるものの電話は沈黙したまま。お昼の食事をリオが作ると言い出します。リオとしては当番であり当然のこよなのですがカナタの表情が変わましたね。リオが作った食事は”まな板入りのサンドイッチ”ですか?
リオが作る食事は、食べることは可能だが食欲をそそるようなモノではなかったと・・・・・・。
運良く、アップルサイダーの差し入れをもってナオミが来てくれたおかげでカナタが食事を作り危機を回避します。しかし、リオはギルドの集会に出ることになります。その出かける前にリオが使っていたトランペットの楽譜をカナタにあげるのです。
その楽譜にはイリアという持ち主の名前が書かれていたのです。
リオが居なくなってしまいノエル伍長は戦車の修理か何かで行方知れず。
突然の雨で洗濯物が濡れてしまう。そこに司祭さんがミシオがセイヤを連れて来ました。どうにか皆の助けで洗濯物を取り込むことが出来たようです。カナタは司祭さんに現在行なっている重要な任務について説明をします。
カナタの「ホン、エーチョクツー、キンキュウ、ヒジョウジタイ・・・云々」という言葉で理解できた司祭さんは只者では無い!
電話を利用したことが無いカナタに司祭さんは糸電話を作って練習することに・・・。糸電話からセイヤの声が聞こえて興味津々大喜びのカナタ。上手く練習が進んでいたのですが・・・。ミシオがフクロウに好奇心を持ったのか捕まえようとします。これが発端になて洗濯物は濡らすはお皿が落ちそうになるは、電話まで大変なことなりかける有り様です。司祭さんは洗濯物に顔からこけるとはラッキーな、いや不幸です。その大騒ぎが終わった直後にユミナがやってきました・・・。展開が読めましたね。
糸電話で遊んでいたことがカナタに迷惑をかけた原因という審判です。後片付け終え3人を正座させて反省させます。そして食事抜きという厳罰でした。ユミナが最強かも・・・・。
カナタの濡れた軍服の代わりに着せた服もユミナのセンスの賜です・・・・。センスを良しと思うか悪いと思うかはご自由に(´_`;)ゞ
そしてアバンの場面となるのです。
皆が帰り電話がかかってくるかもしれないのでトイレを必死に我慢。アップルサイダーの飲みすぎでしょう。
おいおい、バケツに視線が・・・・。まさに電話番・緊急事態ヲ宣言スですね!
カナタの緊急事態にリオが戻ってきてくれました。あわててトイレに駆け込もうとするがトイレから出てきたのはノエル伍長です。トイレは一番寝やすい場所なの?
トイレの前でへたり込んでしまったカナタ^^^;
そんなタイミングで電話が鳴りました。当然、カナタは緊急事態のまま。仕方がないのでリオが電話に出ます。ところが単純な回線確認かと思っていたら表情が変わりました。
電話の相手は誰なのでしょう。許すとか許さないとか言ってましたけど父君でしょうか。母君を亡くすことになった原因は父君?
この電話は本営直通回線ということですから3話でリオが電話を見ながら誰かを頼ろうとしています。多分、同一人物ですよね。
謎の人物曰く「頼む、国を救ってくれ!」
どうやら一国の命運を握っているということです。そういうと司祭さんもスコアに書かれた文字で”やんごとなきひと”であると確信したようです。
ようやくフィリシアとクレハが戻ります。その二人が見たものはトイレ前でへたり込んでいるカナタでした。
『らめえええ~』
何があったのでしょう・・・・・・??????????
次回は次回、9話「台風一過・虚像ト実像」ですね。うん?
台風って何度もブログで書いたけど台風や地震に対する建築様式ではないでしょう・・・?