今回のマクロスFは、もし一期と二期があれば一期の最終回という終わり方に近かったとおもいます。当然ながらもう少しフォローが必要ですけど。。こういう中途半端な終わり方は多くのアニメや漫画にありますからネ。

マクロスシリーズ的には多くの謎や疑問点を残す。それも意図としてとす。この残す手法はマクロスの世界観を無限に広めていくということなんでしょう。


以下の妄想です・・・


ブレラとランカが行ってしまいました。アイ君をどこに連れて行くのでしょうか?

多分、ランカは感じているのでしょう。

行くべきところを・・。

なぜって?

それは「クィーン」だから。

下等の生き物とレオンたちに表現されているバジェラですが、「クィーン」が存在することで知能や思考力をある程度まで有することが出来ると思います。

アイ君はフロンティアにとっての切り札というのか救世主になるでしょう。理性と知性に秀でたバジェラがいたら、それがランカの僕(しもべ)のようになっていたら・・・友人ようになっていたら・・・・


一方、フロンティアにはシェリルがいます。ランカの歌声を共有するフォールドクォーツをもったシェリルがネ。ランカはどこにいるのかはわからないけど歌声を通して心の有り様(よう)は理解できますよね。そう、あたかも二人にはテレパシーが通じるように。。。


レオンのクーデターは成功しています。これはオズマとキャッシーが対応してくれると信じています。そもそも大統領の死亡がバジェラということにしていることが無理でしょうけど。。

憎しみを煽るレオンですがシェリルの歌声で憎ししむが収まったらどうでしょうか・・・。

銀河の歌声のシェリルです。シェリル・ノームです!シェリルである一方でノームなのです。マオ・ノームの名前を仮にも名乗っているのです。


話は変ります。突然ですいません。残酷な天使のテーゼという歌を知っていますよね。このテーゼという言葉は弁証法という手法の言葉なのです。

二律背反する事例を解決する方法とでもいいましょうか。ある一つの解決すべき問題がありますが、その解決を妨げる相容れない問題があります。しかし解決をしなければなりません。

この問題(命題)をテーゼといいます。それに対して反する問題(反命題)をアンチテーゼといいます。その二つの問題を総合的解決することを弁証法といいます。実際は解決策に対して新たな問題が生じて無限に高次元へと進むといわれています。


テーゼに「フロンティア(人類)とバジェラの共存」をおきます。

アンチテーゼは「お互いの憎しみ」です。

バジェラとフロンティアとが憎しみが燃えている状態では戦いは終わりません。

憎しみを昇華させるということ!

マクロスです。歌です。ランカです。シェリルです。


今回はランカが記憶が戻りつつありました。それに伴って自立しようとしています。もちろん多くの要素があってのことです。アルトからの逃避じゃない。

「サヨナラ・・・・大好きでした・・・・ ・・・ 」

自らの意志で旅立ったのです。


オズマさん!キャッシーさん!焚き火にあたっている場合ですか?

レオンを早く破滅に向かわしてください。

シェリルはランカの気持ちを知ったのでしょう。

歌ってください。


流れるエンディングです。蒼のエーテル

「・・・・攻撃でもない  防御でもない  まんなかの気持ち~♪・・・」


問題はグレイスとビルダー氏です。以前にこの二人は敵対する陣営と書きましたが繋がっているということでしょうか?ビルダー氏もフロンティアの住民でしょう。グレイスは命をかける・・・いや精神は別にあるから肉体をかけることは平気でしょうね。本体はどこでしょう?

どうしてもビルダー氏とアルトの会談が謎!

グレイスは117調査船団で失敗した事例と比較しています。今回は成功という方向での判断でした。

クィーンの復活を望んでいたことから、ランカの行動はグレイス的には大成功なんでしょうね。ブレラの行動を制限しなかったということは思うツボでしょう。

「フロンティアが滅びるのは早い」とか以前に言っていたからフロンティア如きは大した問題じゃない・・・。

わからんです。グレイスの目的が理解できないです。


117調査船団の出来事は完全には教えてくれません。そのような時間は無いよね。

詳しくはマクロスR(restoration)で・・

映像特典として「早乙女有人!歌舞伎初舞台!」

ウソです!

マクロス的にはありますよね。OVAっていうことで。。。restorationは当然ですが勝手に語呂のいいのを考えました。再生とか復活という感じです。117調査船団に関するOVAは僕の妄想です。


結論!希望的な内容です。

キノコ(レオン)はオズマとキャッシーによって破滅する

グレイス達の悪は滅びる。多分、ルカの戦略でネ。

シェリルはイヤリングを使ってアルトやランカたちを守り、且つ歌でフロンテアを救う。
そして、そして・・・バジェラと共存します。アイ君の命と引き換えに・・・
アルトは歌舞伎の舞台に立ちます。
ランカとシェリルはライブで共演し、それぞれの道に進みます。

ランカは記憶を取り戻してブレラと晴れて本当の再会です。


以上、希望的観測でした。


超時空要塞マクロスを踏襲するとは思いませんが・・・。いや、十分に踏襲しているみたいですけど、オマージュとかパロディ的に・・・・^^;

あれ!まさかという登場人物が死ぬこともマクロスです。何があるのか判らないから次回を楽しみに待つのですよね。