皆さんこんにちは。

 

 

久しぶりの更新になります。

フォトコンテストでGrand Prix を受賞されました川上・L・れい子様に

一ヶ月ぐらい前にコメントをいただきましたが、

仕事のこと、私的なこともあって、

1ヶ月ぐらい遅れて、今日掲載させていただくことになりました。

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

このたびはEXPOジャパン特別企画内写真展での賞をありがとうございます。

受賞のドナウデルタ写真は10年ほど前に観光で訪れた時のものです。

3度訪れたドナウデルタですが2度目はあまり良い写真が撮れず、

3度目は天候が悪く、船に乗る直前で泣く泣く観光を諦めたという、

それだけ「自然そのもの」の場所で、私にとっても特別な場所です。

 

ドイツから始まり8か国を通って黒海へと流れるドナウ川は、

ヨーロッパで2番目に長い川です。その河口地帯はドナウデルタとして

ユネスコの自然遺産であり、まだ手つかずの自然が広がります。

3446㎢にもなる湿原ではペリカンに出会えることもあり、野鳥も300種類以上、

野生動物や魚も豊富。近くの街から少し大きな船でのツアーもありますが、

せっかくドナウデルタに来るならスリナという港町に一泊するつもりで、

ベストな時間に小舟をチャーターし観光をしてほしいです。天候第一、

健康管理も万全に、悪天候にも備えスケジュールに余裕が持てれば完璧!

小舟で水面の揺れや光を感じ、水草や大木をかきわけ進んで行く気分は

ジャングル探検です。この夕焼けの写真も撮影した時も、

体いっぱいに風を受け進んでいき、夏でも夕暮れは寒くて寒くて

カメラのバッテリーがすぐ切れてしまうほどでした。

でも目の前にこの空と水面が開け、沈みゆく太陽を見た瞬間は忘れません。

今までで一番美しい太陽といっても過言ではなく、舟のエンジンを切って

静まりかえった舟の上で、少しずつ暗くなっていく時間は神秘的、

ドナウ川の雄大な自然に文字通り包まれ心が満ちあふれる体験でした。

 

ルーマニアにはドナウ以外にもまだまだ知られていない魅力がたくさん

あります。私とルーマニアとの出会いはもうすぐ15年、日本に帰国し

ルーマニアをPRする活動を続けていますが、今は子どもたちも一緒に、

ルーマニアの畑の野菜や素朴な料理のおいしさ、車窓から広がるひまわり畑や

馬車の走る風景、本当に心温かい人たちとの出会いを楽しんでいます。

ドラキュラで知られる中世の街並みや数え切れないほどの修道院、

独特な伝統文化はもちろん、ほかにも演劇や映画、2007年EU加盟後変わりゆく今、たくさんの人に響く何かが必ず見つかる国です。

いつか皆様の旅行先にもルーマニアが挙がることを願い、

これからもルーマニアの写真を撮っていきたいと思います。

 

 

To learn more, please visit:

宮本輝『ドナウの旅人』 舞台は共産主義時代ですが、ドナウ川の情景が目に浮かぶ描写がリアルで印象的な1冊です。

ルーマニア映画「エリザのために」 来年128日より公開

69回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞作品 http://www.finefilms.co.jp/eliza/

ルーマニアへ行こう!でルーマニアの写真・ニュース・関連イベントご紹介しています。

https://www.facebook.com/let.go.to.romania/

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

こちらで、Pinterestからお借りしたドナウデルタの写真をご覧くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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