never say goodbye tour が始まった。
異例のセンチメンタルな名前の今回のツアーは、私の最後の参加となるブラックさんのツアーである。
急なブッキングにもかかわらず、ここ数年お世話になってきた各地のライブハウスやバーに協力していただき、こんなふうにひとつの節目を迎えることができて本当にありがたいことである。
その一本目の昨夜。
開演前、高校の吹奏楽部のひとつ下の後輩がいて驚く。
なんやかんやで鹿児島で暮らしていますという彼女。黄さん、おぼえてますか？と言われて一瞬わからなかったほどにすっかり大人の女性になって、彼氏と一緒に聴きにきてくれたのだった。
ライブハウスのがやがやとした受付だったのであまり話はできなかったのだけれど、あいつはいまどうしてるとか、あのころはどうだったとか、そんな話を少しだけした。
あれから約20年くらいの月日が流れて、鹿児島の国分で再会をするとは、人生てふしぎなものだ。
この日はライブを行ったFuzz Rock Hall の七周年にもあたる月間で、おおいに盛り上がる。
手作り感満載、地元のじつに面白い方々があつまるここ。これからも栄光あれ！
昨日、山の方、霧島神社へと向かう道をひたすら登ってみると、歩道は分断されるは排気ガスにむせるわでたいへんだったので、今日は海の方へ行く。
ホテル前の道から霧島神社と反対方向にひたすらゆくと海に出るのである。
ここ最近の不摂生(一月ブルームーンツアー、二月ニューオリンズ旅行から現在に至っている)から、体の重さは否めない。なんというか、よちよちと走っているようなかんじだ。それでもまあ、走ってるからいいのである。
じつは国分を走るのは前回ブルームーンカルテットで来たときと今回の二回のみ。
桜島を望みながら走るこの防波堤ぞいの道は極上。いままでなにをしてたんだろう。
今日は北九州、黒崎での演奏です。