80年代90年代洋楽特にコリーmyラヴな場末の洋楽ブログ
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ローゼズとブラーとオアシス

記事タイトルからは分かりにくいのですが、今回は前回記事の補足の記事になります。なので、今回記事の「ローゼズ」は、ガンズアンドローゼズではなくてストーンローゼズです。


前回記事で、「マッドチェスター」というムーブメントについての本の話を書きました。


↓今回も一応商品を貼っておきます


 

そして今回は、マッドチェスターの次に起きた「ブリットポップ」というムーブメントについての記事を書きたくなったのです。


ぼくが過去記事で、リアムギャラガー(元オアシス)とジョンスクワイア(元ストーンローゼズ)の2人が組んだアルバムが良かったという話を書きましたが、マッドチェスターからブリットポップに至る話を書くためには、ストーンローゼズの話を前回記事の方ではなくて今回記事の方に書くべきだと考えました


…っていうのは半分ウソでして、単純に前回記事にストーンローゼズの曲を貼り忘れました(苦笑)。


まずは、ストーンローゼズの曲を1曲貼ります。


●ストーンローゼズ「ワンラヴ」



前回記事で、ワンダースタッフがマッドチェスターを意識して作った(と思われる)曲として「サークルスクエア」を貼ったのですが、あの曲が「マッドチェスターっぽい」というのを分かってもらうには、ローゼズのこの曲を並べるのが伝わりやすいかなーと思って選曲した後に、結局貼り忘れました(涙)。

そして、ワンダースタッフみたいに「もともとはストレートなロックをやっていたグループが、マッドチェスターを意識した曲を1曲だけ作る」という感じではなくて、「最初からマッドチェスターを意識した新人」として出てきたのがブラーでした(地区はマンチェスターではないのですが)。

恥ずかしながら当時のぼくは、ブラー(特に中心人物のデーモン)がその後に大きく化ける事には全然気づけていなくて、例えば60年代に、ビートルズが登場した後にたくさんの「ビートルズっぽい音楽性のグループ達」が現れては消えていったみたいに、ブラーは「ローゼズっぽい音楽性のグループ」として現れて、そのまま消えていくと思っていました。

だけどブラーは実は、あくまでも「最初のステップとしてマッドチェスターを利用しただけ」で、アルバム2枚目で早くも路線を変えてきました。そしてブラーが向かっていった方向が後に「ブリットポップ」というムーブメントになっていきました。

ブラーを2曲貼りますので、1曲目の彼ら(特にデーモン)が「ウソをついていた(マッドチェスターを利用していただけ)」という感じをお楽しみ下さい。

●ブラー「ゼアーズノーアザーウェイ」


●ブラー「フォートゥモロー」


一方オアシスは、ある意味ブラーとは逆の登場の仕方になりました。ブラーは音楽性だけはマッドチェスター(デビュー時のみ)で、拠点は別の地区でした。そしてマッドチェスターの音楽性をすぐに捨てました。

ものすごく大ざっぱに説明しますと、ブリットポップは、ロックとダンスの融合(マッドチェスター)から離れて、ストレートなロックに回帰していきました。

オアシスは、地区はマンチェスターで、音楽性はストレートなロックで登場してきました。音楽性に直接現れていなくても、気持ち的にはローゼズの影響を受けていました。まさに「ブラーとは逆」です。

そんなブラーとオアシスが後にブリットポップというムーブメントを引っ張っていく事になり、もっと後にはリアムがジョンスクワイアと組んでアルバムを作る事になるのですから、人生って不思議な物ですね。

そんなわけで、今回の記事は、オアシスとリアム+ジョンスクワイアを1曲ずつ貼って終わる事にします。

●オアシス「リヴフォーエヴァー」


●リアムギャラガー+ジョンスクワイア「マーズトゥーリヴァプール」



ワンダースタッフとマンチェスター

さて、8月になりました(もう19日ですが)。今月も、月単位で記事を2本以上書くというゆるやかな目標で、「場末の洋楽ブログ」として細々と続けていきます。


実は、今回の記事にどういうタイトルを付けるのがいいのか、かなり悩みました。で、最終的に、いつもお世話になっているヒロさんに気づいてもらいやすい記事タイトルにしました(苦笑)。


ワンダースタッフはマンチェスターのグループではなくて、今回の記事では少ししか触れません。だけど、ヒロさんとぼくの共通点が「ワンダースタッフ大好き」な所ですので、最初のうちは


ヒロさんへの業務連絡


という形で書き始めてみます。念のため書いておくと、ヒロさんとはネット内でお世話になっているだけで、リアルの世界で同じ職場にいるわけではなくて(まだお会いした事も無くて)、ワンダースタッフ大好き人間同士の連絡事項をぼくのブログでは「業務連絡」と呼んでいます。


そんなわけで、初期ワンダースタッフ(1回解散して再結成している)が活躍していた時期のイギリスで盛り上がっていたのはマンチェスターのグループ達でした。ストーンローゼズ達でした。で、最近その1988〜1992年の


マッドチェスター(マッド(MAD)とマンチェスターを合わせた造語)


というムーブメントをテーマとした本が発売されまして、ぼくは1回現物を手に取ったのですが、その日は買う決心がつきませんでした。


なので、半分はヒロさんに向けて記事を書きながら、残り半分はぼく自身に向けて「買っちゃおうかなー、我慢しようかなー」と考えるキッカケにしようというわけです。記事を書いているうちに買いたい気持ちが増してくる事を期待したいです。


マッドチェスターの光芒



↑記事です


↓商品です

 

 

本のサイズは大きめで、ページ数が368ページありまして、「同時代のグループ」としてワンダースタッフのページが4ページありました。このページ数が絶妙に悩ましいんです(涙)。「ワンダースタッフが載ってるから買おう!」というには少なすぎるし、立ち読みするには多すぎます。で、ヒロさんに向けて(及び読者のみなさまに向けて)「最近こんな本が発売されまして、買おうか悩んでいるんですよー」という記事を書き始めたわけです。値段は税込み4290円です。


ヒロさんのブログの記事(ぼくの今回の記事とは関係ない話題です)



ぼくはストーンローゼズも好きですが、「ストーンローゼズが載っている」という理由だけではこの本は買えません。だけど、ぼくが「買いたいと思うポイント」は他にもあります。カーターUSMのページが2ページありました。


あと、ハッピーマンデーズが好きです。ページ数は数えませんでしたが、「マッドチェスター」のグループ達の中でストーンローゼズの次くらいに重要なグループなので、ハッピーマンデーズの話を読むためにこの本を買う可能性は少しあります。


ものすごく大ざっぱに説明しますと、スミスやニューオーダー達の世代に続いてストーンローゼズやハッピーマンデーズ達の世代が「ロックとダンスの融合」を特徴とする「マッドチェスター」のムーブメントを起こしました。そして、同時代のグループとして、別の地区にワンダースタッフやカーターUSM達がいました。


そんなわけで、ぼくがこの本の存在を知って現物を1回手に取った日には、ワンダースタッフのページの中身は読まなかったので(後日買う可能性が残っていますので)、下に書く話が本に出てくるかどうかは分からないのですが、ワンダースタッフがマッドチェスターを意識した(と思われる)曲が1曲あります。


普段はストレートなロック系の曲をやっていたワンダースタッフが「ロックとダンスの融合」を意識した(と思われる)「サークルスクエア」という曲を作りまして、ぼくはけっこう好きな曲なのですが、本人達はこの路線は1曲だけにして、別の報告を目指していきました。


そんなわけで、記事本編はその「サークルスクエア」で終わらせる事にして、カーターUSMとハッピーマンデーズの話をおまけコーナーに少しだけ書く事にします。


●ワンダースタッフ「サークルスクエア」



【おまけ】

ぼくが後日別の記事の中で再びこの本の話を書く事になった場合、「買ったよー」になるのか、「立ち読みしてきたよー」になるのか、現時点ではまだ半々です。期待しないでお待ち下さいね。

本当はワンダースタッフの話もカーターUSMの話もハッピーマンデーズの話も、書きたい事はたくさんあるのですが、今回は少しだけにしておきます。

カーターUSMは、エレクトリックビートを取り入れてはいましたが、ダンス的な感じではなくて、やっていた事の本質はワンダースタッフに近いストレートなロック系でした。だけど、この記事に貼るのにちょうどいい曲が1曲あります。

マッドチェスター系のインスパイラルカーペッツの曲を完ぺきに「カーターの曲」に作り変えてしまいました。原曲とカヴァーを両方貼る事にします。

●インスパイラルカーペッツ「ディスイズハウイットフィールズ」


●カーターUSM「ディスイズハウイットフィールズ」


ハッピーマンデーズは、その名もズバリ、「マッドチェスター」の名が付けられた「マッドチェスターレイヴオン」というEPに入っていた下の曲を貼ります。

●ハッピーマンデーズ「レイヴオン」



レニーの新作

今回記事は、記事タイトルにあるように、レニークラヴィッツの新作の話を書きます。前々回記事と前回記事を先に読んでいただくと、ぼくが今回記事を書く事になった経緯が分かるようになっていますが、いきなり今回記事から読んでいただいても大丈夫です…たぶん。


最初にYouTubeの動画で「アルバム全曲」を貼ります。コメント欄のトップに固定されているコメントに行っていただくと各曲の頭出しが出来ますので、あえて下の貼り方(この記事に動画を直接貼らない貼り方)で貼ります。


レニーの新作アルバム丸ごと



そして、下に1曲ずつの動画も貼っちゃいます。2曲目(TK421)だけが単独の動画が無いので、上にアルバム丸ごとを貼りました。コメント欄を使って(または直接)6分22秒に行って下さい。正確に書くと、シングルヴァージョンの動画はあるのですが、アルバムヴァージョン(ロングヴァージョンになっています)の動画が本日時点では残念ながらありません。

  ※記事公開後に加筆修正あり


どちらのヴァージョンも好きですが、ファンキーな曲なので、ロングヴァージョンに浸りたくなります。


その2曲目と4曲目(paralyzed)と5曲目(Human)がPVになっていますので、先行シングル(的な位置づけの曲)だと思われます。今のぼくは、特に5曲目にハマっている最中です。他の曲も好きですけど。


で、もともとは新作の感想などを文章で書く記事にしたい気持ちもあったのですが、YouTubeに全曲の動画がある事が分かりましたので、今回はひたすら曲を貼る記事を書く事にしました。


本当は上に貼った動画でアルバム丸ごとを聞いてみてほしいのですが、入門編としては、1曲ずつ貼ってあったほうが「試しに聞いてみようかな」と思ってもらえるのではないかと。ぼくの感想を書く記事は、後日改めて書きます…たぶん。


↑ぼくのブログでは、「後日書く」は、90%以上「書かない」と同じ意味になります(涙)。記事のアイデアが頭の中にたくさんありすぎて、それらを記事の形にする時間が無いからです。リアムギャラガーとジョンスクワイアのアルバムの感想とか、クーラシェイカーのアルバムの感想の記事とかも、まだ書けていませんからね。


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レニー・クラヴィッツ


『ブルー・エレクトリック・ライト』

※日本盤が出ていないので、英語タイトルのカナカナ表記です


01It's Just Another Fine Day (In This Universe of Love)



 02TK421 (Album Version)

※動画はシングルヴァージョンです



※【記事公開後に加筆】動画の探し方が悪かったみたいで、アルバムヴァージョンの動画もありました。


 03Honey



 04Paralyzed



05Human



06Let It Ride



07Stuck in the Middle



08Bundle of Joy



09Love Is My Religion



 10Heaven



11Spirit In My Heart



 12Blue Electric Light




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