韓国の議員入国拒否の本当の理由とその裏の真相 | 何事も楽しく、過ごしたい。

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8月3日放送の関西テレビ「ニュースアンカー」の青山繁晴の“ニュースDEズバリ” では、青山氏が韓国の真相をわかりやすく解説、驚きの事実が浮き彫りになった。

日本の国会議員による韓国・鬱陵島への視察を、韓国政府が入国拒否 。
前回の記事で紹介した空港での暴挙、これはもちろん韓国政府が了承のもとだった。

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青山氏によると、空港っていうのはどこの国でもその国の顔であると同時に、
特に9・11同時多発テロ以降は、空港はセキュリティが非常に大事な所で
無法な行動はどこの空港でも、例えばアフリカ諸国の空港でも空港で
こんなことが行われるっていうのを、政府が許すわけがない。
それを韓国政府がとめなかったということは、韓国政府が認めたということを
世界に発信してしまっているのだ。
お棺を持ち出したり、日本の代表者である国会議員の顔を描いたものを
燃やしたりっていうその乱暴狼藉だけじゃなくて、
空港でわざわざそれを許可したってことは、
実は、韓国にとっては本当に、あの、外交上の大きな失点なのだ。

しかも欧米の反応は、鬱陵島には竹島が韓国のものだっていう資料なるものが
展示されていて、それを日本の国会議員に見せないというのは、
その資料が嘘だから嫌がってるんじゃないかという見方なのである。

そんな大きなリスクを払ってまで、韓国政府はそんなことをしたのかなのである。
その理由は、政府当局者によると
『李明博大統領が本当は竹島に行くはずだった』そうなのである。

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これは李明博大統領にとっても大変な勇気と決断を伴うことで、
というのは、竹島に韓国の大統領が行かれた場合、
いくら菅政権でも日本側が黙ってることはできないから。
これは当然、日韓関係が火を吹くように悪くなるということが当然予想される。
これだから本当は、悪くなるのに行くんじゃなくて、
日韓関係を悪くしてでも、韓国の国民の関心を日韓関係に集中させるっていう目的があって、ほんとは行こうとしてたのだ。

そして、その時にたまたま日本の3人の国会議員が行ってくれたから、
これを活用したわけである。

青山氏は、つづけて
「何でこのタイミングで日本の国会議員行ったんだって意見ありますが、それはね、それを言ってる評論家は物事を知らなさすぎると僕は思いますよ。というのはね、これ、竹島って、島根県の一部ですよ。島根県の溝口さんっていう知事が、官邸に行かれて、この、間もなく、12日に、韓国の国会の特別委員会が竹島で開かれようとしてると、これを開かせたらお終いですよってことを言いに行って、菅政権がほとんど相手にしなかったって事実があったから、国会議員は行かざるを得なかったんで、それあの、もちろん、その、どんどん批判していいですよ?冷静じゃないんじゃないかとか。でもそういう事実はちゃんと踏まえていただきたい。」

で、韓国は、ギリギリの状況あったところで、これを活用したそうなのだ。
では、なぜ韓国の国民の人々、普通の韓国民の関心を日韓の方に
わざわざ、揉めてでも寄せなきゃいけなかったかというと、
韓国は本当にやらざるを得ないなと思ってるのは他のことなのである。

「それが、南北対話を再開させること」

現在の韓国と北朝鮮の関係は、去年の3月、
北朝鮮の魚雷によって韓国海軍の船『天安(チョアン)号』が撃沈されたり、
同じく11月に北朝鮮が韓国の延坪(ヨンピョン)島に砲撃した事件などもあって、緊張状態にある。

これにより、韓国の人々の命が失われており、そんなの対話どころじゃない。
韓国はアメリカに抑えられて一切反撃していない。
だから本当は対話できるわけがないのに、対話せざるを得ないから、
韓国民がワーッとこれ当然怒る。亡くなった50人の命どうしてくれるんだになるから、目をそらさなきゃいけなかったと。
目をそらす時に私たちの日本に向けさせたら一番韓国の人々が
はっきり言うと興奮するからと、いうことだったわけで。
対話を再開させるタイミングじゃないのに、この件が何も片づいてないのに、
李明博大統領が、苦しんで南北対話を再開させようとしてるかというと、
本当は、そこに大きな大きな裏切りがある。

それが、「アメリカの対北朝鮮政策が、モラトリアム、核開発の一時凍結に変更になった」

アメリカ合衆国は、それ民主主義と言いながら中東の独裁者と手を結んで、
油や天然ガスの値段を勝手に決めてきたから、
ほんとは中東にもたくさんお金を使わなきゃいけないし、
軍隊の戦力も、軍事介入は一生懸命控えてるけども、
最終的には介入するかもしれないから、そこに力を置いとかなきゃいけないから、とてもじゃないけど、北朝鮮にかまってる余裕がないのだ。

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その上で、とりあえずアメリカは前からずっと仕組みとしてあった6カ国協議を再開して、
そしてその6カ国協議で北朝鮮が喜ぶことをやれば、核の凍結ぐらいはしてくれるだろうと思い、
そして6カ国協議をやるためにはその前段があって、
必ず韓国と北朝鮮の南北対話がなきゃいけない。
それからアメリカと北朝鮮の直接対話もなきゃいけない。

しかし、それが今どうなってるかを見ると、
北朝鮮がアメリカのこういう弱味を、もう見抜いてるとよく分かる。

「ニューヨークで行われた米朝協議で、金桂冠(キム・ゲグァン)第一外務次官は、『我々のウラン濃縮活動は電気生産を目指した平和的活動だ』と話している」

という発言の本音は、新たな核実験をしなければ、アメリカと中国はOKだろうと北朝鮮は踏んでいる。

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「米中が出ましたが、これアメリカと中国が協力し合ってるっていうのは本当は、ニュースをよーく見てると分かるんで。
4月16日にヒラリー・クリントンアメリカ合衆国国務長官が、
韓国に行って、そして11日に李明博大統領に会いましたね。
で、それから10日ぐらいあとの4月26日に、中国の武大偉(ぶ・だいい)さんっていうこの朝鮮問題を担当してる高官が、
やっぱり韓国に入って、韓国の高官と会ってるわけです。
だからこれ実は、今年の1月ぐらいから、アメリカと中国でとりあえず、
核実験さえなければ、お互いのいわば変わる時期を乗り越えられるよねと。
アメリカは大統領選挙がある。
で、中国も来年2012年に、胡錦濤体制から習近平体制に変わるわけですから、
とりあえずこのモラトリアムで行こうということで、
実は話がついてしまってるから、そうやって米中が韓国にのしかかってきたから、韓国としては、南北対話を国民の反発があってもやらなきゃいけないから、ちょっと関心そらしたいってことになったわけですよ。」

そして
「今後、北朝鮮は核保有国として存続」
ということになる。

「じゃあ日本は一体どうしたらいいかなってことになるわけです。
僕あえて言いませんでしたが、6カ国協議っていうのがあるならば、再開するならば、もう長いことやってませんが再開するならば、
南北対話と、米朝対話と、それから拉致問題を含めて、
日朝対話がなきゃいけないですよね。
だから実は、中井さん、元拉致担当大臣の中井さんが、
中国の長春に行って、北朝鮮側と接触したということなんですよ。
だからこれ全部つながってる話なわけですよ。
で、つながってる話だから、何が大事かというと、
じゃあ中井さんは北朝鮮に何を提示して、北朝鮮は日本側に何を求めたり、
提示したのかっていう中身が問題ですが」

北朝鮮側が日本に何を要求したか。もっとはっきり言うと、宋日昊(ソン・イルホ)さんが中井さんに会談の席上、何を要求したのか

「政府当局者によると、北朝鮮の要求は、
日本が独自で行っている北朝鮮への制裁を解除すること、
12.5万トンのコメ支援を行うこと
2002年の日朝平常宣言に戻せ 」 だそうだ。

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そして、
「政府当局者によると、日本の要求は、拉致被害者『再調査』の再開」
で、さらに、
「『菅政権は北朝鮮の要求を受け入れるかも…。そうなれば拉致問題は終わりだ』」

「どうして終わりかというとですよ、再調査やりましたと。
しかしその再調査に例えば日本の警察官とか、日本の捜査当局者、これ事件ですから、外交問題じゃなくて。それが同行できる再調査には全然なってなくて、北朝鮮が勝手に再調査するだけだから。
例えば再調査したけど、誰も、やっぱりそんな人はいなかった、拉致問題とっくに終わってたと言ったり、その、中にはですね、要するに、その、例えば遺骨が突然出てきたりですよ、そういうことまで含めて、どんな絶望的なことになるかもしれないっていうことなんですよ。
で、福田政権から今までの経緯を考えてみても、その再調査を、その、北朝鮮に認めてもらうかわりに、例えば独自制裁をやめたり、つまり弱腰の姿勢に変わったり、それからあの、宣言の中の、深く反省って部分を強調したりすると、むしろ拉致問題はもうそこで終わりになってしまう。
終わりになるだけじゃなくて、日本外交そのものが、その、死に瀕するかもしれないっていうことなんですよ。
で、こういうことの大きな背景になってるのはですね、この菅政権はなぜこれに乗っかろうとしてるかというと、実は今言いましたね、背後にある一番大きなものは、アメリカの意思ですね 」

「アメリカの裏切りなわけですよ。
そして、菅さん、この人自分の延命についてはほんとに神経働く人ですから、鳩山さんが辞めた時のことを間近に見てて、
菅さんなりに勉強したのは、これ僕は実は確認してるんですけど、
菅さんが学んだのは、鳩山さんは世論の力で辞めたんじゃない、アメリカから、お前辞めろってことを実質言われて、もう持たなくなったんだと。
ということは逆に言うと、アメリカの支持さえあれば、自分は延命できるっていう考えを持っている」ということになるわけで。

「だから私たち国民が考えるのは、アメリカに対して、同盟国だったら日本国民大切なはずだと。拉致問題がダメになってしまうような、変な妥協はすべきでないと、私たちの外交、国民を通じてアメリカに、働きかけるべきだと思います。それが対等な日米関係の始まりになるかもしれません。そこに希望を作りたいと思います」

という言葉で締めくくられている青山氏のことば。

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またしても、菅総理が自分の延命のためだけに、
拉致被害者を、さらに日本自体を売り飛ばしてしまおうと考えているのなら、
とんでもないことである。
菅総理には、総理、議員どころか日本という国から出ていってほしいくらいだ。

今回の青山氏の「ズバリ」は本当にズバリで、
今回の一連の韓国の騒動の理由がよくわかった解説で、
他のメディアに出ている評論家はいったいなにしているんだ、
ということだ。散逸しているいろいろなニュースから北朝鮮問題まで
出てくるとは。
しかし、韓国の政策も、あの大阪生まれの現大統領にして、
韓国民の反日意識を利用するとは、あきれてしまう。
また、それに乗せられてしまう韓国民。
なかなか日韓関係は難しいものだ。