相棒 Season9 スタート | 何事も楽しく、過ごしたい。

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今年で10年目となる相棒のドラマがスタート。
前回のSeason8で、警察庁に戻らず特命係にとどまる道を選んだ神戸尊が今シーズン、相棒として右京とどんな関係を築いていくのかが大きな見どころだ。
冒頭、刑事局長から警察庁への復帰を打診されるが、きっちり断るシーンから始まる。

第1話は、人気女流作家・水元湘子の殺人事件が描かれる。
夫で独立系出版社の社長・吉野が帰宅し、妻の遺体を見つける。ストーカーのようにつきまとっていたファンの男が容疑者として浮上するが、杉下右京は湘子の部屋にある資料ファイルに疑問を抱く。
死の直前、環境問題をテーマにした新作を執筆するため、湘子がアシスタントに集めさせていたという資料が1つもない。自殺かと思いきや、実は連続殺人事件だったことがわかってくる。右京は、犯人が資料を持ち去ったのではないかと推理し、尊とともに捜査を進める。そんな2人を尻目に先回りする謎の男(徳重聡)の姿も。謎の男の連続殺人の目的は? なぜ、徹底して資料等を抹消していくのか? というところで、次週の第2話へつづく。

尊が右京より先に、じゃあそれを調べに行きましょうと右京より先に行ったときに、満足げな笑みをうかべるシーンが印象的。以前の亀山刑事のときは、黙って右京に従うだけのイメージが強かったが、尊も同様に頭が切れるところが新しい相棒のイメージだ。これにより、さらに最強の相棒コンビが展開されるのかと期待も高まる。

より練られた脚本とテンポのよい演出、安定感のあるドラマである。いい意味で期待を裏切ってくれる数少ないドラマとなった。

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