昨日の小沢氏の検察審査会による起訴相当が全員一致で決まり、強制起訴となった。
小沢氏は2度の検察の不起訴が決まったことにより潔白が証明されたので、言う事はないとしてきた。
一般市民は、潔白なのかもしれないが、側近の秘書まで逮捕されているにも関わらず、自ら釈明しようとしてこなかった。そのことが一般の人の感覚では不審に思うということだったのだろう。
そこがわからなかったのが、小沢氏も含めて民主党議員の落とし穴だったのではないか。
代表選の時に首相になれば、国会で詰問される。代表選に負ければ、今回の強制起訴で裁判となることはどちらにしろ、いずれこうなるとわかっていたはずである。(僕も以前ブログに書いた)
なのに、昨日のニュースでの民主党幹部や議員の慌てぶりはいかがなものか? 一般の人の感覚がやはりないのだなという部分が垣間見えるところだ。
今回の強制起訴により、小沢氏が離党するのか、それとも菅首相が離党勧告するのか、である。
過去は、通常の検察による起訴では、議員は辞職か離党であった。今回は強制起訴なので少し意味合いが違うとは言え、どうするのか注目される。
僕は、おそらく菅首相は、離党勧告できないだろうと踏んでいる。そこまで、気合いのある人ならこれまでにもいろいろな問題に対処できただろう。今回は、官房長官任せで逃げるのではないか。
といっている間に国会では、野党からも追求されて国会審議が進まないという状況になってしまう。
その間にまたしても、中国が責めてくるかもしれない。国内でもめている場合ではないのだ。
外交問題どうするよ。中国? 北朝鮮は?
はやく手を打ってほしいのだ。 お願いしますよ、本当に。