footpath文化 | Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~

Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~

ただいまイギリスでドタバタ中。

イギリスの農村部、特に田舎の方へ行くと良く目につく物がある

この看板だ
$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~


$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~


$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~

public footpathの看板だ

他にも様々な看板がある
鉄のプレートにした物、文字をくり抜いた物など色々ある

大小限らず街の中にもある
看板を辿って行くと普段気づかず歩いている所にも実はあったりする
目立たないようでひっそり目立っている


ではpublic footpathってなんだ?

public footpathとは国有地や私有地など地権者がいる土地の中を突っ切ってもいいよと認められている通路だ
footpathは主に歩行者に通行権が保証されていて、目的地まで行く交通経路として使われるが、実際には歩くことを楽しむ道として使われているのがほとんどらしい

日本ではtrailと言った方が馴染みがあるかもしれませんね
イギリスではpathの方が多く聞きます

もう網の目というかクモの巣状にブワァ~っと広がっていますね

$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~

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作り立ての道も


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海や川沿い、丘の中、牧場、農場、住宅地、時にはゴルフ場にも看板がある
馬や牛に蹴られようが、危険な場所は自己責任のもと通行です

自由にfootpathを組み合わせて歩いたり走ったり、たまにベンチで休憩やランチ食べたり、犬を連れて散歩したりと皆それぞれ楽しんでいます
それにしてもこっちの犬達はしつけがしっかりされている犬が多いですね
道路や街中以外はリードから離して一緒に散歩しているのがほとんどです


footpathの出入口もそうですが、牧場には家畜がいるのでfootpathの出入口には扉やステップなどのゲートが当たり前にあります
このように
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写真左側は人間が真ん中に入ってあっちこっちに扉を開くキッシングゲートで、右側は柵を飛び越えるためのステップ
他にも普通の扉もあります
通行者は開けたら責任を持って閉めるがマナーですね

そういえばこの前出たレースにも幾つかゲートありました
開けたら閉める
時間のロスより責任ですね


基本足での通行ですが、ベビーカーもOK
少し名前が変わってきますが、自転車や馬での通行を認めているpathも多くあります

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このように乗馬を楽しんでいる人が結構います


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あ、これは普通の道路でした・・・

ここにいて本当にMTBが手元に欲しくなります


様々なローカルなpathもあれば古い歴史や長い距離で有名など名前のついているpathもあります
ブリテン島の南西部をグルッと回ったり、縦断・横断など


いろいろ調べていて驚いたのは地方自治体(州自治体や独立自治体)の義務です
地域内のすべてのfootpathは地図にして公開すること、地方事務局はその地図を精査すること
各種標識などを作成、設置すること
だからpublic footpathなんでしょうね

日本でも大きな山の山岳地図から身近な里山のトレッキングマップなど作成されていますが、普段の生活範囲での散歩道まで関与するのは多く見ませんよね

この国の文化として確立されているのがよくわかります



最後に牧場にいたヒツジに話を聞くことが出来たのでお伝えします

$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~
「僕だって歩きやすいとこ歩きたいんだ!!」


バーイ