懐かしい「宝貝」見て勉強になった、徳之島の邪馬台国説にも大喜び (竹取翁博物館) 2013.12 | 翁

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懐かしい「宝貝」見て勉強になった、徳之島の邪馬台国説にも大喜び (竹取翁博物館) 2013.12.23

徳之島出身で奈良にお住まいの方が竹取翁博物館にお越し頂きました。
既に、友人から博物館でのみ販売されている『竹取物語 現代考』という本をお読み頂いていて、不老不死の薬や、徳之島で採れるタカラガイを子供の頃に「学校の自由作品で採取した」とお話しされました。
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そして、この貝が『竹取物語』の中に難題として登場していて、さらに徳之島が「卑弥呼の邪馬台国」だと知りびっくり仰天され、「大変勉強になりました」という感想文を寄せて頂きました。
博物館では、世界各地で採れた「タカラガイ」などの貝や「石の標本」を展示していますが、この「宝貝」が、ごく最近まで中国などで貨幣として使われていたことをご存じの方は少ないのです。『竹取物語』の作者・空海は、これらの難題の品を知っていて大切な物だから挿入したものと見られます。
数年前から館長が取り組んでおられる、「陸・海のシルクロード展」のために、マラッカ海峡で購入された「鳥の珍しい竹細工」にも興味を示されました。
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時間があったので11月から開設した、別館①の「かぐや姫サロン&カフェ」の古民家にもお越し頂きくつろいで頂きました。このサロンは、主に土曜日と日曜日、それに木曜日に博物館へ起こし頂いた方を対象に、竹取物語の襖絵や、陸と海のシルクロード特別展等を御覧頂きながらケーキ等のお菓子と抹茶またはコーヒーを頂きながら、歓談出来る施設となっています。
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グランドピアノが設置されコンサートや、お茶会にも利用出来、シンポジウムなどのイベント会場としての放送設備も整っています。また、遠くからの訪問者用の宿泊設備もあります。