今日はSさんのお子さんの出産祝いという名目で
小宮さんのお別れ会を会社のいつもの若い人たちだけで
飲み会をする日だった。

私は学校があったので、
9時に学校を出て、また会社のある駅へ戻った。
小宮さんが、待ってるね!と言っていたので、
小宮さんとメールをしていた。
飲み会の場へ行くとみんないい感じに酔っ払っていて、
私は特等席が空いているよ!と
岳さんの隣の席に案内された。
この頃には結構みんなから
私と岳さんが怪しい・・・と思われていた。
私の態度があからさまなのか・・・?
かなりクールに振舞っているつもりなのにな。

小宮さんのお別れ会はまた別に設定されていたので、
今日はみんな小宮さんのお別れ会という感じではなく飲んでいた。

小宮さんが先にUさんと一緒に帰っていった。
小宮さんもUさんも結婚していたが、
Uさんが、どうも小宮さんのことが大好きで
かなり強いアプローチをしていると聞いたことがあった。
小宮さんは迷惑しているようだったが。
Uさんもどうしても2人だけの時間がほしかったようだった。

しばらくしてまだ木曜日なので、
私たちも11時くらいにはお開きになって帰った。

同じ山手線外回りチームは
その時4人いた。
みんなでちんたら歩いていると
岳さんは一人かなり早く帰りたがっている感じだった。
いつもはみんなを待っているのに、
今日は「足が痛いから早く帰りたい!」と言っていた。

私はその帰りに
「足、痛いの大丈夫ですか?
辛かったら土曜日(紅葉デート)
キャンセルしていいですよ。」
とメールをした。

「足は大丈夫!土曜日は決行です!」
と岳さんから翌朝メールが返ってきた。


連休があけて、社員旅行も終わった。
楽しかったね~なんてことを話していたら、
急に派遣さんの小宮さんが、来週で辞めるという話を聞いた。

派遣さんだから辞めるというわけでもないが、
契約終了にしてもかなり変な時期だなと思った。
それにかなりみんなとも仲がよく
男の人とも対等に飲めるので
結婚していながらもしょっちゅうみんなで飲みに行っていたのだ。

なにか不満でもあったのかな?
海外に住んでいたということを聞いたことがあるし
英語が活かせる職場に移るのかな?と思った。

しかし、小宮さんの旦那さんが、JAICAかなにかで
海外赴任になるので、旦那さんについていくという話だった。

『小宮さんとせっかく仲良くなったと思ったのに
残念(><)』と社内メールしたら、
小宮さんが私の席に近づいてきた。

「美帆さん、ほんとありがとね!」
「え~水臭いですよ~。旅行の時に
同じ部屋だったんだから言ってくれればよかったのに!」
「うん。言おうかどうしようか迷ったんだけどね、
あそこで言ったら悲しくなっちゃうからさ。」
「・・・そうだね!」

ほんと、小宮さんとはもっと仲良くなれそうだったのに、
でもなんか、なんだかわからないけれども
なんとなく私と小宮さんの間には
よくわからない壁があって、
私たちはようやく今月のはじめに
岳さんと武山さんと4人で飲んで
やっと打ち解け始めたという感じだったのだ。

「木曜日みんなで飲むじゃない?美帆さん来れるの?」
「学校があるけど、終わってからまた戻ってきますよ。
まだみんながいるなら」
「いるよ!っていうか、少なくとも
この前のメンバー3人は待ってるから
戻っておいでね!」

まさか、このメンバーが後に
こんな関係だったなんて・・・
考えもしなかった。あのときには。
今日は会社を有給で休んでいた。
学校の課題があったので、それをやっていた。
今まで岳さんとはメールでしか私からは連絡をしたことがなかった。
今度の紅葉デートの時間と土曜日だったか日曜日だったか
確認をしたかったので、岳さんに電話してもいいか
メールで確認をした。
『今日は友達の家で飲んでまっす!』
と返事が返ってきた。
『そっか。了解。楽しんで♪』
と送ると
『ごめんね!ちなみに臼木(同期)の家なり!』
と返事が返ってきた。

岳さんはほんと結構細かく自分のことを話してくる。
別に私は彼女でもないのだからそこまで・・・と思うのだけれども
束縛が嫌いと言っているのに、
自分のことを話したがり屋さんなのである。
このブログを今の現在と
追いかけて書いているここまでの記憶が
一致するまでは現在の心境は書かないようにしようと
考えていた。

でもなんか、今日は今の心境を書きたくて。

私は前回(と言ってもかなり前。2年前?)
前に好きな人(←といってもセフレ)
と完全に会わないと決めて、
その時、ひどくショックで、
もう恋愛至上主義になるのはやめようと思った。
相手の存在に依存するのはやめようって。
へん!恋愛なんて!くらいの気持ちがちょうどいいって。

私もこの先、結婚するのか
結婚しないで、ずっと一人で生きていくのかわからないけれども、
ちゃんと自分のことを考えて、
恋愛だけを考えて暮らしていくようなことは
したくないなって思っていたのに・・・。
結局、今、同じことを繰り返しているような気がする。
成長していない私。

今やらなくてはならないこと。
学校のこと。
いっぱい課題もまだあるし、
来週には発表がひかえている。
仕事ももっとできるようになりたい。
そのために勉強しなくちゃいけないこともある。
CADもできるようになりたいし、
デザイン系のソフトも使えるようになりたい。
岳さん以外の友達とももっと会って、
今の私には吸収することがいっぱいある・・・

はず。

なのに、それができない。
今やらなきゃならないことができない。
そんな自分って嫌だ。
今やらなきゃいけないことが
きちんとできて、ちゃんと自分の気持ちが
コントロールできる人になりたい。

岳さんとは12月下旬くらいから
しょっちゅう会っている。
昨日もみんなでではあるけど
一緒に過ごしていた。
なのに、なんだか最近は距離があるような気がする。
もし、岳さんがもう二人で会わないと
会えないと今言われたら、
今の私に何が残るんだろうか?

また抜け殻みたいになっちゃうんだろうか?

そうならないために今やらなきゃいけないことを
やらなきゃ・・・。

なんでこんなに岳さんのことが好きなんだろう?
いや、好きなんだろうか?
単なる執着しているだけなんだろうか?
だったらなんでこんなに執着しているんだろうか?
何に対して?
何に負けたくないんだろうか?
もう止めたら?
ここら辺が潮時?
しばらく連絡とるのを止めた方がいいんだろうか?

でも私にはもう時間がない。
きっと時間がない。

今考えていること、今思っていること。
そういうことを全て素直に岳さんに伝えたい。





翌日の深夜1時くらいにメールがきた。
『ぽんぽこぽーん!昨日は楽しかったね!
なぜか今日まで大久保と一緒にいました。
またみんなで思い出話しましょう』という内容だった。

みんなで・・・という節に
ちょっと距離を感じた。

翌週にみんなで旅行の打ち上げをすることになっていた。
私はこの週、23日が休みだったので、
22日も有給にして休みにしていた。
だからしばらく岳さんと会社で会うことはなかった。
この前岳さんの家でDVDを見たときに約束した

紅葉デート、岳さんは覚えているだろうか?
時間とかどうしようかな・・・と思っていた。
翌日は現地解散だった。
私は一緒の課の女のK先輩と箱根を回って帰る約束をしていた。

一緒の部屋だった小宮さんに
「今日ね、みんなでSさんのお子さんが
生まれたから病院に見にいこうって言っているんだけど、
美帆さんもいかない?私も眠いからどーしようかとは思っているんだけど。」

と言われた。
けど、一緒の課の女の先輩は一度も箱根を回ったことが
ないから行って見たいと言っていた。
前々からそう約束していたのに、みんなで
そっちに便乗しませんか?と今更Kさんにいえなかった。

「私、Kさんと一緒に箱根を回ろうって言っていたんで。」

その前から岳さんもKさんと一緒に箱根を回るっていうなら
一緒に回らない?という話もでていた。
けれどもみんな寝不足のようだし、どーしよう、どーしよう
っていうだけで、話はまとまらなさそうだったので、
私はKさんと二人で箱根を回ろうと思っていた。

武山さんの車でみんな次々に駅まで送られて、
「武山さんとかみんなこの後どーするの?」
と一応聞いてみた。
「みんな寝不足だし、テンション次第なんじゃない?」
気のない返事だったので、私とKさんは箱根湯元駅で降ろしてもらって
観光案内を探していた。
さて、登山鉄道に乗ろうと思ったら、
同じ課の男の先輩(おじ様・・・)が3人偶然出くわした。
「今から黒たまご食べに行こうと思うんだけど」
「じゃ、便乗しよっか」
とKさんがいうので、一緒に登山鉄道で上まで上って、
山を下ってきたときにはもう夕方だった。
そばを食べて、そのまま電車で帰ってきたら
7時くらいに家についた。

旅行、楽しかったですね!と岳さんにメールをした。
けど、その日に岳さんから返信がなかった。
岳さんはマメなので、必ずその日か翌日の朝には返信が
必ず返ってくる。
なのに、今日は一日おいても返信が返ってこなかった。

私たちの職場で職場内旅行があった。

岳さんの家にDVDを見に行ってから、
しばらく携帯のメールもし合ってなかった。

職場内旅行の前に岳さんの飼っている猫に
ちゃんと餌あげてから旅行に来てくださいね!
ってメールしたくらい。

旅行はバタバタだった。
先に武山さんの車で岳さん、小宮さんともう一人の派遣さんの
4人で会社をその日は休みにして前のりしていた。

私たちは仕事を終えてから、箱根についた。

宴会隊長の岳さんは宴会で司会をしたり、
お得意のギターを披露したり大変だった。
あ、しまいには女子の出し物をしろと
課長がいうので、カラオケをしたら、
岳さんがパンツ一丁で踊りだしてたな~。。。
女の子においしいところをもっていかれちゃうって
焦ったらしい。。。

宴会の後にまた部屋で飲むことになった。
最初は年配の人もいたが、そのうち若手のみになった。
そのときにみんなでUNOをやっていたが
岳さんが途中でいなくなったり、何人か途中で席をはずしたりしていた。

私も途中でトイレに行ったときに、
流れからはずされてしまって、(ノ◇≦。)
美帆さん、一回休みね・・・と皆に言われた。
仕方なく、前日にUNOと一緒に買った、
ジェンカを探していた。

ガサガサ・・・いろいろ袋を探していると
岳さんが戻ってきた。

「なにしてんの?」
「みんなにUNO一回休みではずされたんですよ"(/へ\*)"))」
「じゃ、俺とデートしよっか」
「!?(おいおい、みんなに聞かれたらどーすんの!?」
「ジェンカ探してるんですけどね!」
「お~それやろうぜ」

と言って、みんながUNOをやっている
その横で二人でジェンカをやりはじめた。

そのうちになんにんか途中で入ったりはずれたり
ジェンカとUNOの2本立てで2時半くらいまで遊んでいた。

私は岳さんとまた一緒に居れて楽しかった。
明らかに武山さんはこっちを見て、笑っている。
私が岳さんと一緒にいて、浮かれていることを
みんなに大げさに話されちゃうんだろーなーって思っていた。
でも、それでもいい。
言いたい人はなんでも言ってくれ!!
こうやって日記にしてみると
岳さんとしょっちゅう会ってたな・・・。
まだまだ会い足りないけど。

日にちが前後してしまって
ほんと読みづらいですね。
すみません。

11/13 
悩み相談ができなくて、
この週の土曜日は岳さんが趣味のマラソンで走る予定だった。
会社のほかの人も何人か走るらしく
武山さんは応援にいくらしかった。
私は前回行って、今回は女性はみんな
行かないらしかったので、お断りをした。
マラソンをしてから、その後、夕方からは飲み会だから
それだけでもくれば?と他の人からお誘いを受けて
いたが、それも断った。

しかし、なんとなく、岳さんに会いたい
という気持ちが大きくなっていた。
木曜日、二人で会う予定だったのに、会えなかったから
尚更そう思っていたんだろう。

思い切ってメールしてみた。
「この前、見たいって言ってたDVDの会、
明日岳さんが暇だったら明日しませんか?
もう見たいDVD見ちゃったかな?」

「ん。いいよ~。」

短いメールだったから、きっと飲み会の最中なんだろう。

「今、飲み会の最中ですよね、
メールの返信後ででいいですよ」

「明日いいんだけど、日中実家にいくから、
ちょっと遅くからでいいかな?」

11/14
3:30に待ち合わせをした。
岳さんの家の近くのTSUTAYAに行った。
岳さんはすごく映画好きだった。
これ、いいよ。あれ、いいよ。
と指をさされたが、あまりにも矢継ぎ早に
お勧めされたので、一本も覚えてない・・・・(笑)

「どれ見る?おれはもう決めたよ。」

岳さんは2本くらい一緒にみるつもりだったらしい。
私は一緒に見るのは1本で十分だった。
だって、DVD見ている間は話できないし。

「これも面白いって。」
今流行の韓流映画。
『追憶の・・・』
だったかな?さっぱりなんてタイトルか
忘れてしまったけど、
韓国で実際にあった婦女暴行殺人事件で
迷宮入りしている映画だった。

私はサスペンスアクション系の映画が好きだ。
ちょっとサスペンス系でおもしろそう。

「じゃ、それにしましょ!」

岳さんの家に行って、早速鑑賞会をした。

岳さんが座椅子を用意してくれた。
私には2人用の。
岳さんは一人用の座椅子に並んで座った。

岳さんが「この映画実話らしくて、
結局今も犯人見つかってないらしいよ」

↑が、結末だったので
結末を話されてしまった・・・。

DVDを見終わって
「じゃ、美帆さんになんか作ってあげるかな!」
そういって、あり合わせの食材でご飯を作ってくれた。

それから、私が自分のアルバムを持ってきたので
二人でそれを見た。
私が最初に岳さんの家に遊びに来たときに
岳さんの学生の頃の写真を見たいといった。
「ムリムリムリ・・・。
あの頃の俺って、ほんと荒れてるからさ~。
今からはきっと予想つかないし、
美帆さんがあの頃の俺に会ってたら、
ほんと軽蔑されてた。
写真ってあっても、着衣の写真ってないから(笑)」
って言っていた。
今度美帆さんの学生の頃の写真も見てみたいな。
っていうので私は今日、アルバムを持ってきた。

「さわやかだね~。あんまり今と変わってないか。
なおさら俺の写真見せられなくなった。。。」

「え~ズルイ。岳さんの写真見せてもらうために
私の写真もってきたんですよ!」

「っていうかさ~俺だけが裸ならまだいいんだけど、
相手も裸って写真ばっかだからさ・・・」

・・・(/ω\)

そうなんですか・・・。
それは、あんまり見たくないかも。

「これなら見せられるわ」

そういって手渡された一枚の写真は
ロンゲですっごくやせていて、
今の岳さんの風貌からは全く予想もできなくて、
面影のない写真だった。

私の知らない岳さんがそこにいた。

また日曜日だというのに、遅くまで岳さんの家にいた。
「あ!そろそろ帰ります。」
「じゃ、送っていくよ。」

送ってもらう間に、ウチの家の近くに
広大な敷地の寺がある。
そこの脇を通った時に
「再来週、あいてますか?
ちょうどここの紅葉がきれいだから見にいきません?」
と誘ってみた。

「う~ん?再来週?なんかあった気がするな?
友達のライブがあって、それを見に行く予定の気がするけど
それは夕方からだからたぶん大丈夫だよ!」

今回は次のデートの予定がすんなりと決まった。



風邪でダウンしていました。。。
今日も念のため会社やすみましたが、
回復してきたので、更新を・・・^^;

記憶を元に再現して日記書いているので、
携帯のメール見てたら、重要な日にちの
日記忘れていたので、追加を。

11/8 MON
今日は私の幹事で
会社の同じフロアの女の人8人で
六本木にご飯を食べに行くことになっていた。
10時くらいにお開きになり、
そこからみんな路線ごとに分かれていった。
私と小宮さんは山の手線で同じ路線だったために
一緒にタクシーで駅まででることにした。

「まだ会社に男性陣いるみたいだから
電話してみない?」

小宮さんはお酒が強かった。
飲み足りないのか連絡してみようという。

「携帯みつかんない・・・。
美帆さん、誰でもいいから電話してみて。」

う~ん。ここは岳さんに電話するか、
怪しまれないように普段から仲のいい武山さんに電話するか・・・。

ま、岳さんに電話してみようかな。

「今、小宮さんと一緒にいるんですけど、どこですか?」

「今?ちょうど駅にきたけど?これから飲みにいくの?」

「え!?あ~どうします?」

小宮さんが、うん。とうなづいた。

「行くみたいです。」

「じゃ、戻るよ。待ってて。」

と言って、私はそれから飲むとは考えていなかったが、
飲むことになってしまった。

「美帆さん時間大丈夫?」

小宮さんが私に聞いてきた。
小宮さんは結婚していたが、
旦那さんが寛容らしく、いつも飲み歩いていた。
都内に住んでいたので
帰るのはタクシーでもワンメーターくらいで帰れるのだ。

「一時間、二時間くらいなら」

「じゃ、ちょっと飲んで帰ろう。」

それから、小宮さんは同じ課で
いつも仲良くしている武山さんに電話した。

私と、小宮さんと、岳さんと武山さん。
4人で飲むことは初めてだった。
年が近くて、小宮さん以外は独身だったので、
テンションからしてもこの4人で飲むのは
かなりしっくりくるものがあり、
今回飲むのが初めてっていうのは不思議な気がした。

社内の、苦手な人や好きな人の話などをして
場がかなり盛り上がっていた。
誰も帰ろうと言い出さないので、
時計をみたときには既に1時近くになっていた。

ヤバイ!!

まだ本日月曜日です・・・。
みんなで改札までダッシュした。
ちょうど最終の電車がいってしまったところだった。

私と武山さんは家が近い。
よく武山さんがみんなで飲み会をした後に
私の家に送ってくれたり、
プライベートでも仲間でBBQをするときに呼んでくれたり
夏までは毎日のようにメールがきていた。
私は武山さんには特別な感情がなかったので、
一線を画すために一度
「岳さんってかっこいいですよね~。」
と言ったことがあった。
武山さんは私のその一言が聞こえなかったかのように
聞き流していた。

岳さんは武山さんと私を同じタクシーにのせ、
小宮さんと岳さんは次にタクシーを拾うからいいよと言って
別れた。

「岳さん、今日相当酔ってたよね~。
大丈夫かな?あの二人。
きっとまた飲み足りないとか言って飲みに行ってるかもね!」

と武山さんが言った。

「美帆さんさ~、さっき、好きな人の話している時に
岳さんが、俺のことは??って言ったら、
顔赤くして、トイレって逃げたでしょ?
みんなであやしーって言ってたんだよ。
美帆さんは岳さんのファンだもんね!」

と言われてしまった。。。
私って相当わかりやすいらしい。
わからないようにと思っていつもポーカーフェイスで
装っているつもりなのに。
武山さんもあの時、聞こえないふりしてたのに、
ちゃんと聞こえていたんだ・・・。

「違いますよ!ほんとにトイレに行きたかっただけ」

その日AM2:49
『着いたかい?ゴメンネ!遅くまで。
実は手持ちがなくて、みんなを送って帰ることが
できなかったから考えた末、二組で帰りました。
みっともない、本当は3人とも送っていかなきゃ
いけないんだけどね・・・ゴメンね。遅くまで』
と岳さんからメールがきた。

確かその後に私から、今日、一緒に帰れると思ってたけど残念。
みたいなメールを送った気がする。
それに対してその後電話がかかってきた。

「もう寝てました・・・」
「ホント?じゃ、切るよ(拗ねて)」
「ウソウソ、寝ようとしてたところだったんで、大丈夫です」
「ほんとごめんね!」
「いえいえ!武山さんが、きっとあの後
岳さんと小宮さんは飲み足りなくて飲みにいったんじゃないか?
って言ってましたよ」
「それはないから」
「相当酔ってたな~って」
「俺、あれくらいの量じゃ酔わないから大丈夫。
じゃ、ごめんね!遅くまで」


昨日のメールに対して朝返信が返ってきた。

「み、美帆さんごめんね(><)
俺、今日は飲みにいかずに
早く帰るつもりだから、
学校が終わってからでよければ
俺の家にきてもらえるか、
学校の駅にきてもらえば、車で迎えに行きます。
それで改めてっていうことでどうかな?」

もう、本当に悩みについては結論が出てしまったので、
どうでもよかった。
むしろまた話をすることで、自分の中で
蒸し返すのが嫌だった。
岳さんの気持ちは嬉しかったけど、
もう話す気持ちになれなかった。

「ありがとうございます。
でも、もう自分の中で答えがでたので、大丈夫です。
それに今日は学校の友達と飲む約束をしているので。」
と言って岳さんにお断りメールをした。

その日、22時くらいにメールがきた。
「結局早く帰るっていいながら、
今帰りです・・・。ほんとに
昨日はごめんね!また悩みがあったら、
ジャンジャン聞くからね♪」
とメールがきた。

「!?今乗り換え駅に着いたのに、
家の鍵を忘れました!!また会社に戻ります。。。
ツイてない・・・」

岳さんって年上なのに、なんだかかわいい。
周りに虚勢を張っているのに、ほんとにかわいい。
私は前に渋谷でよく当たるという占い師さんに
岳さんとの相性を見てもらった。
すると「相性は大吉ですよ!!
でもこの人は自分から女性に告白するような
タイプじゃないからあなたからいかないとダメよ!
意外に臆病だから。
でもこの人はおちゃめだし、一緒にいて
とっても運がひらけるわよ」
と言われた。

まさに、おちゃめである。

そう、この前は
「松家で牛丼を食べました。
自販機に10000円を入れたら、
おつりをとるのを忘れました・・・」
なんてメールがきた。

すっごいおかしくて、岳さんらしいなと思って
「オイシイ!岳さんって結構天然ですよね!」
とメールを送った。

「オイシイ!?天然!?(怒)(怒)(怒)
松屋の牛丼ってそんなに高かったっけ?
そっか、美帆さんと一回デートしたと思えばいいのか。
しばらく映画にもいけませんな~」


デート
あのデートという響きが私は好きだ。
また次のデートはいつできるんだろう。