やきもち
土曜日の朝ぐらいは、やっぱりゆっくり寝てたいじゃないですか。
土曜日の朝ぐらいは、夫婦で寄り添ってゆっくり寝てたいじゃないですか。
土曜日の朝でも、オムツマンは許してくれません。
オムツマンが父ちゃんとキャンディの中を裂きます。力づくで。
オムツマン、もう起きて、遊んでるんだからいいじゃないか。
わざわざ布団に戻ってこなくてもいいじゃないか。
父ちゃんの顔を手で押し、キャンディから引き離そうとするのです。
だから父ちゃんもオムツマンの実力行使に抵抗し、こちらも負けじとキャンディに寄り添います。
オムツマンと父ちゃんでキャンディの取り合いです。土曜日の朝から。
オムツマンも、かなり必死。
最初は、『パパ、ダメ~』みたいな表情してたんですが、
父ちゃんが抵抗し続けていたら、今まで見たことも無い、冷酷な顔でにらまれました。
やばい、オムツマンが本気だ!
これ以上の抵抗は、危険だ!!
父ちゃん、争奪戦から撤退!!!
なにせ、オムツマンの目つきが、的場浩二になってたので。
ん ん ん ん
ん。
ん。
ん。
ん。
ん。
食べたい時も、 『ん』
抱っこして欲しい時も、 『ん』
おもちゃが欲しい時も、 『ん』
何か渡してくれる時も、『ん』
オムツマンの自己表現は、何でも、『ん』
オムツマンばあばが言っていた。
『あんたも、小さい時は“ん、ん、ん”ばっかりだったよ。』
ははん、そういうことか。
父ちゃんの影響か。
これからは、『はい』と言うように気をつけよう。
そんなこんなで、オムツマン、今日で1歳5ヶ月。
腕まくら、要求します。
夜中、誰かが僕の腕を引っ張る。
腕を伸ばせと。
そうか、そうか、キャンディ。
腕まくらか。
あの頃を、思い出すね~。
キャンディ、いつの間に隣に来たんだ?
たしかオムツマンを挟んで寝ていたはずだが...
『腕まくら、要求します』
by オムツマン
あの頃は
『朝まで、腕まくらしてね』
『あたりまえじゃん』
とか言いながら、こっそり腕を抜いてたな。
キャンディに気づかれないように、気づかれないようにと。
やっぱ、しびれるんだよね。
『あれ、寝ぼけてて抜いちゃったみたいだね?』
みたいな。まあ、多分、気づかれてたと思うけどね。
でもね、我が子を腕まくらしてるとね、不思議と...
いや、やっぱり...
しびれるんだよね、間違いなく。
あ、でも、オムツマンが夜中に
『腕まくらをして!して!』
って来るのはホントに、たまになんだよね。
そうか、そうか、オムツマン。腕まくらしてやるぞ。
朝まで、ちゃ~んと、腕まくらしてやるからな。
安心して眠れよ。
あれれ、オムツマン。
寝ぼけて、ママの腕に移動しちゃったんだね。
いちご畑
プンプンする。
プンプン、プンプンする。
イチゴの甘い臭いがプンプンする。
オムツマンの口の周りから。
2週続けてイチゴ食べ放題のオムツマン。
先週はイチゴ狩り。
今日はイチゴのおじさんの畑訪問。
イチゴ畑で、今日も食べ放題!!
イチゴを見て、眠気も吹き飛ぶ、オムツマン!!
先週はあきひめ。
今日はとちおとめ。
イチゴ漬けのオムツマン。
分からないことは調べてみよう!!
1歳2ヶ月の子供は、いったい、いくつイチゴが食べられるかな?
がっつく、がっつく。
どんどんがっつく。
遠慮せずに、がんがんがっつく。
イチゴなんて、簡単に食べられないんだよ。
みかんとレベルが違うんだよ。
もっと、味わって食べなよ。
がんがんがっつく。
オムツマンはペースを乱さない。
ヘタまでがっつく。
葉っぱまでがっつく。
じゅるじゅるイチゴ汁を垂らしながら、イチゴをほおばる。
イチゴのおじさん、どんどんイチゴを供給。
オムツマンの目の前に積まれたイチゴ、イチゴ、イチゴ。
結果は...
オムツマン、このままでは胃の容量限界まで食べ続けそうなので、
切りのいいところで、父ちゃんストップ!!
また明日食べよう、オムツマン。
↓いちごのおじさん。