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2017-11-20 10:42:03

『お母さんが読んで聞かせるお話A』

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 『お母さんが読んで聞かせるお話A』(富本一枝)

―あらすじ―
 日本から世界各地まで、昔話・おとぎ話を集めた作品集。



 子供のころ、祖母の家にあり、祖母の家に行くたびにずっと読んでいた記憶があります。影絵(挿絵)を藤城清治さんが担当されており、2009年には京都で行われた影絵展にも行きました。

 

 インドや中国、ヨーロッパなど、異国の話も多く収録されており、小学生だった自分の知的好奇心を非常に刺激してくれました。1972年発行の作品であり、もう絶版になっているようですが、ずっと出版してほしい作品の1つ。

 

 

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2017-11-11 07:48:23

『蟹工船』

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 『蟹工船』(小林多喜二)

―あらすじ―
 「おい地獄さ行えぐんだで!」――カムチャツカ半島沖海域で行われる北洋漁業。労働者たちは劣悪な環境の中、蟹を漁獲し、缶詰に加工する。余りに悲惨な現状に、労働者たちは立ち上がろうとする。



 プロレタリア文学として非常に名高い作品ですが、今回初めて読みました。いや、てっきり再読かと思っていたのですが、過去の記事になく。ちなみに青空文庫で読みました。

 

 常識や法律が何の力も持たない、もはや一種の監獄です。その圧倒的な迫力は、読者を監獄の中に引きずり込んできました。主人公がいない群像劇ですが、この作品の「労働者」とは、読者それぞれを暗示しているのではないでしょうか。

 

 

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2017-10-27 17:06:57

『鹿の王』 2巻

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 『鹿の王』(上橋菜穂子) 2巻
 
―あらすじ― 
 天才医術師ホッサルは、岩塩鉱の遺体から、病気の正体に気付く。それは今や伝説の疫病でもある“黒狼熱”だった。アカファの民には罹らないとされるこの疫病は、果たして天の呪いなのか。そして、王族の中にも病に倒れる人物が現れてきた。



 2巻では医者であるホッサルが中心となって話が進んでいきます。とは言え、なかなかストーリーは進まず…じっくり丁寧に書かれている分、「溜め」の巻でしょうか。一方でヴァンは獣と相対し、こちらはこちらで動きがありそうな予感を孕んでいます。

 

 

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2017-10-09 00:00:00

『心がほどける小さな旅』

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 『心がほどける小さな旅』(益田ミリ)
 
―あらすじ―
 遠くに行きたい。春の桜花賞から鹿児島の大声コンテスト、夏の夜の水族館、湿原カヌー体験、雪の秋田での紙風船上げまで。北から南、ゆるゆるから弾丸旅まで。元気が湧く旅エッセイ。



 旅はいいなあ。日常で固まってしまった心をほぐせるのは、やはり旅なのでしょう。本書P.33には、以下のような素晴らしい言葉が書いてありました。

 

 「ひとり旅のいいところは、話し相手がいないことである。」

 

 名言。

 

 

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2017-10-03 00:00:00

『蝶々の纏足・風葬の教室』

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 『蝶々の纏足・風葬の教室』(山田詠美)

―あらすじ―
 私を束縛し、常に傍に置いておこうとする親友のえり子。彼女から逃げるため私が考えた策は、男を知ることだった(「蝶々の纏足」)。他2編を収録。



 高校生の時に読んで以来です。当時はよく分からなかった部分もありましたが、大人になってから改めて読んでみると、3作品とも実に残酷で甘美な作品ばかりです。復讐にして希望、成長にして解放。単純に面白い面白くないで片づけるよりも、心に刺さるか刺さらないで判断すべき作品群でしょう。

 

 

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2017-09-17 00:00:00

『どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心』

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 『どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心』(益田ミリ)
 
―あらすじ― 
 30代独身のすーちゃん。職場の人間関係に悩むすーちゃんと、従妹のあかねちゃん。…等身大の4コマ漫画。

 

 

 人間関係に悩む全ての人に贈る1冊ですね。下手な自己啓発本などよりも中身が詰まっています。

 

 

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2017-09-08 00:00:00

『ディズニーリゾート150の秘密』

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 『ディズニーリゾート150の秘密』(TDR研究会議

 

―あらすじ―
 東京ディズニーリゾートをこよなく愛するTDR研究会議の面々が贈る、東京ディズニーリゾートの150の秘密。ディズニーランドやディズニーシーの秘密はもちろん、ミッキーやミニーに関するあれこれが満載の1冊。

 

 

  元々は『ディズニーランド101の謎』という本があり、こちらはその本の改訂版(補強版)のようなものです。内容の重複が多く、前作を読んでいるとやや物足りないというか損をした気になってしまいます。前作同様、暇つぶし程度には面白いですが、版権の関係で写真や絵が全くないので、イメージが湧きにくいのはマイナスですね。

 

 

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2017-09-05 00:00:00

『呉越春秋 湖底の城』 6巻

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 『呉越春秋 湖底の城』(宮城谷昌光) 6巻

 

―あらすじ―
 春秋時代の中国。父と兄を処刑した楚を恨み、呉へと逃れた伍子胥。公子光の客人となり、楚との戦いに爪を砥ぐ。後に楚への復讐者となった伍子胥の、若き姿を描く。

 

 

  年に一度のお楽しみ、宮城谷呉越の6巻です。ひとまず楚を倒したことと、軍師である孫武が世を去っていったことでひとつの区切りが着いたかな、といったところです。とは言え本書のラストでは呉が斜陽になっていく暗示がされており、次はどうなるのか…とも思います。いや、歴史小説なのである意味結末は決まっているのではありますが。

 

 完結まで何年かかるんだろう。

 

 

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2017-09-02 00:00:00

『結婚しなくてもいいですか。 すーちゃんの明日』

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 『結婚しなくてもいいですか。 すーちゃんの明日』(益田ミリ)
 
―あらすじ― 
 30代独身のすーちゃん。ヨガ友達のさわ子さんは40歳になり、恋をしたいと悩むが…等身大の4コマ漫画。

 

 

 この、タイムリミットがゆるゆると迫ってくる恐怖と圧迫感。絵柄が可愛らしい分、鋭い一言が心に刺さります。年齢を重ねたことで読めるようになった1冊でしょう。が、それは是か非か。

 

 

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2017-08-24 00:00:00

『すーちゃん』

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 『すーちゃん』(益田ミリ)
 
―あらすじ― 
 30代独身のすーちゃん。カフェで働きながら、自分の人生を見つめたり、親との関係に悩んだり…等身大の4コマ漫画。



 気になりつつも、「女性向けかな」と読まずにいた本シリーズですが、モノは試しと読んでみることにしました。

 

 予想通りに女性向けの作品ではありましたが、予想以上に自分自身も共感することが出来ました。絵柄のせいもあるのでしょうか、シンプルゆえに心に響くような、そんな内容が多かったように思います。続刊も気になる作品ですね。

 

 

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