講師業って「何があっても本番に穴をあけてはいけない」ある意味、とても厳しい仕事。
本番に間に合わない!なんてことにならないよう、遠ければ前泊したり、余裕を持って移動したりするのですが、忙しくなってくると毎回、そうもいきません。
また、こちらがいかに気をつけていようとも、天災で交通機関が麻痺したりすることもあるので「何があってもやり通す」臨機応変力が求められる気がします。
20年以上やっていれば、いろんな事件が起こります。
自分に起こったトラブルは思い出せるだけでもこれくらいはありました。
・地獄の洋上研修に登壇しひどい目にあった事件
・「大声研修」でガラの悪いお兄さんに絡まれた事件
・セクシー過ぎる講師にはじめて遭遇しびびった事件
・飛行機が飛ばない!沖縄に行けないので急遽、講師をバトンタッチした事件
・函館行きの飛行機に乗ったのに霧のため千歳で降ろされ、札幌ー函館間を車で時速200キロ以上飛ばして2時間強で会場に到着し、ぎりぎり間に合った事件
・急な台風到来、暴風雨で参加者の半数以上がキャンセル。それでも来てくれた方たちと異様に盛り上がる。セミナー終了後、交通機関がストップし、みんなで朝まで飲み明かした事件
・W講師のセミナーで、もう一人の講師が新幹線が動かず登壇できない!仕方なくアドリブでカリキュラムをこなした事件
・会場のプロジェクターが故障。仕方なく全部、ジェスチャーで講義をした事件。
・スタッフが間違えて参加者に違うセミナー会場を案内。バスでみんなを慌てて研修会場に運んだ事件
・参加者は全員女性だと思って安心していたら飲み会の後、ホテルに連れ込まれそうになった事件。
・本番前なのに突然声が出なくなった!慌てて救急措置をとった事件
・ある講師にトイレで絡まれて水をぶっかけられちゃった事件
うーん、まだまだあったような。
小さいものはもう忘れてしまいましたが、だんだん何があっても動じなくなってきている気がします。
やっぱり「経験が自分を強くした」ってことなのかな。
この仕事は、徹底した自己管理と臨機応変力が求められますね。
冬はインフルエンザや風邪もはやるので、のどケアや体調に注意しながらこの時期を乗り切りましょう。