参院選 「一票の格差」が5倍。
東京高裁は不平等を指摘するも、判断は「合憲」
…難しい判断です。
都市部・地方で格差無し、まったくフラットの状態、というのも
平等とはいえません。
一票の格差は、
裏をかえせば、議員1名あたりの人口です。
都市部では、基礎自治体議員は「1万人に一人が理想」と言われますが
人口3万人の町は議員三名、ということにはならないと思います。
~朝日新聞
「6倍未満は合憲」とする判断が定着。
「5倍なら合憲」に対する、合理性説明はありません。
何事も、線引きには困難を伴います。
俗に言う、「足して2で割る」判断は
「信念を貫く」ことと相反する場合があります。
これが政策判断であれば
なりふり構わぬ振舞い、との批判を受けることもあるでしょう。
ときは、衆参ねじれ国会。
補正予算以外は、今国会の法案成立が困難といいます。
できること、できないことを仕分けして
できないことについて
潔く「ごめんなさい」という覚悟も、必要かもしれません。