ブログをゆっくり書くのも久しぶりかな。
ProTools UltimateがBig Surに対応してBig Surも安定して来たなんて聞いたもんだからCatalinaからアップデートしてしまった。
ここが間違いの発端だった。
使えないプラグインやソフトウェアシンセサイザー、そして一番の難はmidiインターフェイスのドライバが出ていなかった。
何とかなるだろとお気楽に使うこと数ヶ月。
段々と起動は遅くなるし、フリーズも。
これはイカンとGoogleで検索するも先駆者過ぎて情報も無い。
海外サイトに絞り込み検索を試みると、不具合の報告多数。。。
僕のMacはiMacというハイエンドでは無い子でして、FusionDriveと言う特殊なストレージが採用されている。
どうやらこれが問題らしい。
(と言ってもCatalinaまでは問題無し)
早速復旧開始。
Time MachineというMacの持っているバックアップ機能でCatalinaでの最終更新を復元するだけ。
が、ここからが悪夢だった。
FusionDriveとはSSDとHDDのいいとこ取りした当時はそれなりに優れたものだったはず。
しかしそれが仇となり中途半端なストレージとなってしまったのだ。
復旧時、文字通りFusionされている筈の二つのドライブが分割されて表示されてされてしまい、復元が不能となってしまった。
何度再構成しても外れてしまう。
Appleの公式サイトで検索しても、どうやってCatalinaに戻すのかを明確に書かれていない。
仕方が無いので本国の英語版を調べてみると多数の同じ状況がフォーラムに散りばめられていた。
それを唯一の頼りにして、普段使うことの無いコマンドプロンプトからコマンドをキーボードで打ち込んで行く。
沢山の難所があったけど、なんとかCatalinaに戻せたよ!
ここ迄の所要時間、約36時間。
そしてCatalinaが立ち上がるも沢山のアプリケーションがインストールされている僕のiMac、認証情報を再取得・再設定したりインストールし直したりの山、山、山。
まだ完全では無いけれど、ほぼ先が見えて来た。
しかし、完全復旧したとてこのFusionDriveで作業を続けるのは危険と判断。
実は不調を感じてから「転ばぬ先の杖」で新しいMacを注文してあったのです。
これ、カスタマイズして注文したので届くのは今からだと3週間後。
ヘタをすると今のiMacが完全に復旧して直ぐに届くかもと言う状況。
新しいマシンが来たら、また大量のインストールや初期設定などなどが待っている。
制作はiMacでやりながら、新しいマシンはゆっくりセットアップしていき、どこかのタイミングで入れ替えとなると思われます。
しかし、毎度毎度MacもWindowsもOSのメジャーアップデートの過渡期は大変な思いをさせられます。
これを読んだスタジオさん、クリエイターさん、Big Surはまだまだ見送った方が吉です。
次のマシン、デフォルトでBig Surだけど、ハードウェア周りは対策してちゃんと動作確認の取れているものを注文済み。
スペックはMac mini、
第8世代i7 3.2GHzターボブースト付き
メモリ32GB
ストレージ2TB SSD
そんなにハイスペックでは無いけど数年は支障を来たさないモデル。
M1チップにしなかった理由は持っている殆どのソフトウェアがM1対応が未定だから。
だけどBig SurはM1との親和性が高いと言われてる。
が、相性云々では無く、今現在使える事を想定した品定めをしたつもり。
まだ当面、Macとの戦いは続きそうです。
長文失礼しました。