こぐまの理念 | 自分のままで、生きていくんだ【こどものアトリエ こぐま@兵庫県川西市】

自分のままで、生きていくんだ【こどものアトリエ こぐま@兵庫県川西市】

こどもからおとなまで、色んな特徴を持った人間が、お互いの良さやおもしろさを味わいあうアトリエです。こどももおとなも、自分のままで、生きていくんだ。

こぐまより

小さい頃から、表現を通して、
自分と向き合うことに慣れてほしい。
年頃になって、自分探しの旅に出なくても良いように。
へこたれない、いじけない、
自分のことをあきらめない大人になってほしい。
アイディア次第で、人生はいくらでも楽しくなると感じてほしい。

こぐまの目的
表現活動で起こる葛藤や喜び、人との関わりを通して、
自分を含む「世界」を自分のこととして掴み取ることを目指します。

【こぐまの理念】
創造力を解放するっていうのは、必ずしも
うぉぉぉお~~~~!!!!
私って、やれるやんか~~~!!

と燃えるように創造しまくることではなくて、

ぐえ~~作りたいのにできない~~~
おえ~~何にもやる気が起きない~~
ということも含むのです。

「何かに夢中になる」
「打ち込めるものを見つける」
「一生懸命頑張る」
こぐまは、そんな姿を子ども達にねだる場所ではありません。
子どもが、自分の「好きにする」場所。
好きにすることで、そのままの自分と出会う場所。
そうやって過ごす過程で、
「夢中になってる状態」に勝手になったりもします。
ただ、それはあくまで過程の話。
目指すのは、こどもが
「世界を自分のこととして掴み取る」こと。
自分を含む世界のモノ・コトを咀嚼し、
主体的に世界に関わっていくひとりの人間であり続けること。
これを目指しています。

権威やシステムに消費されない人間であること。
それらに振り回されない人間であること。
レールを走るカチコチの機関車になるのではなくて、
自分の足で土を踏みしめて歩けるしなやかな人間であること。

そういうことを大切にすることが可能な場を、
小さくても創りたいと思って始めたのが、
こぐまです。

できるとできないはただの表裏。
「できないこと」は「だめなこと」ではない。
ただ、「今の自分」は「できない」。それだけ。
できない・やれない瞬間、
そこで起きる葛藤を保証したい。
できない、やれない、あなたとともに在りたい。

できるのは、それはそれでよし。
できないもまた、よし。

こういうことをもっともっと大切にしていきます。
そしてこの思いに賛同してくださる方に対して、
誠実に真剣に仕事をしていきます。
そして、それはおとなもこどもも関係ありません。


こぐまではこんなことを大切にしています

◎こどもの考える時間、悩み迷う時間を保障します
 こどもは自ら育つ力を持っている、と信じています
 おとなが関わることでの育ちよりも、
 こども自信が考え、悩み、発見し、経験したことによって
 彼らの身になる力が育つと考えています。
 こぐまは、彼らが悩み迷う時間を保障しています。
 
◎こどもの思いを大切にしています
 つくるもつくらないも、こどもに任せます。
 どう過ごすかも、こどもが決めます。
 ただし、同じ空間に居る仲間が心地よいかどうかは大切です。

◎アートはツールだと思っています
 ものをつくったり、見たりすることは
 とても良いことだと思っています。
 私は、アートが大好きです。
 ただし、それが上達することを目指す場所ではありません。
 それらを通して、こどもの育つ力を刺激することが目的です。

こぐまは、常に発展中。
上記は予告無く、加筆改善されます。

参加方法は

【こぐまに参加する方法】
をご覧ください。