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【広報協力】音楽と本のワークショップが開催されるよ のお話

こんにちわ、スタッフの児玉です。

黄金町からすぐ近く、中央図書館と急な坂スタジオで開催される
ワークショップのご案内です。

本で音楽を奏でる?!どういうことー??気になった方、ぜひチェック!!

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本をつくって演奏するワークショップ参加者募集!
「もび」の『オーケスト・ライブラリー ~本にみみをすませよう』
http://kyunasaka.jp/topics/workshop/orchest-library.html



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音楽・ダンス・絵画・写真など、様々なジャンルのアーティストによるパフォーマンス集団の「もび」。中央図書館で子どもを対象に、音を使った本づくりワークショップを行ったあと、急な坂スタジオのホールで、本を演奏するパフォーマンスを行います。

【開催概要】
■日時:9月8日(土) 13:00 ~ 17:30
■集合場所:急な坂スタジオ
■料金:無料・要予約
■対象:小学1~4年生
■定員:10名程度

■お問合せ
急な坂スタジオ
045-250-5388 toiawase@kyunasaka.jp

【ワークショップの内容】
―前半―
「たんけん地図」をもって、図書館を探検!
 本を見つけたら、好きなページを音で表現してみよう。いろんな楽器を用意しています。
 ↓
こんどは、大きな本をみんなでつくります。
絵や記号を使って、楽譜のような、音のなる本をつくってみよう。
 ↓
できあがった本を演奏してみよう!
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実施時間/13:00~16:30(途中休憩あり)
会場/急な坂スタジオ(集合)、横浜市中央図書館
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―後半―
ワークショップの最後は、本の演奏会。
図書館から、急な坂スタジオのホールに移動します。
お客さまをおむかえして、本を演奏しよう!
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実施時間/ 16:30~17:30
会場/急な坂スタジオ 2階ホール
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*演奏会観覧のみのご参加も可能です。(無料・予約不要) 
http://kyunasaka.jp/topics/events/orchest-library.html

【ワークショップお申込み方法】
参加希望の方の①お名前②学年③性別④ご住所⑤ご連絡先となるFAX 番号またはメールアドレス⑥お電話番号⑦パフォーマンスの観覧希望人数をご明記の上、FAXまたはWeb予約フォームよりお申込みください。 
FAX: 045- 261-1300 
Web予約フォーム:ご予約はこちらから http://kyunasaka.jp/orchest-library.html
*参加の可否について応募者全員にご連絡差し上げます。

主催:急な坂スタジオ
共催:OPEN YOKOHAMA 実行委員会
協力:横浜市立中央図書館



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キュレーターコース8月はダゲレオタイプについての話だったよ のお話

ダゲレオタイプって知ってますか?の巻

こんにちは
黄金町芸術学校インターンのponです


今回のブログは
黄金町芸術学校キュレーターコースⅡ、8月10日の会の様子をお伝えします!


キュレーターコースⅡは、毎回様々なジャンルの方をゲストに呼びして
展覧会時の裏話的なことや、技術的なお話なども含めた
毎回とってもアカデミックな内容を和気あいあいな雰囲気で進めている講座です



8月10日はゲストに
ダゲレオタイプフォトグラファーの新井卓さんをお招きしました。


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ところでみなさん、ダゲレオタイプって、聞いたことありますか?
ダゲレオタイプとは写真が産まれて間もない頃の技法のことで、
銀板写真とも言われます。
(失礼ながら、私は今回の講座で初めて聞きました。。。)



新井さんは世界で初めて撮られた写真やその歴史を
かつての方法でとられた実際の写真たちと共に
そのエピソードを交えてお話しして下さいました。


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かつてカメラがまだ貴重だった時代、
人々にとって写真は大切で親密なモニュメントであり、
写真へ込めた情熱は今のものとは比べものにはならないというお話を聞いて
じーんとしてしまいました。。。

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また、新井さんご自身の撮影秘話も盛りだくさんで
とっても充実した2時間でした!!
個人的にはもっと知りたい!!と思ったくらいで…

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さてさて

次回のキュレーターコースⅡは
日本通運(株)美術品事業部の徳田英昌さんをお迎えして
9月14日(金)に行われます




みなさん!!
展覧会などで美術作品を運搬する際の工夫などを知ってますか??
気になる方は是非ご参加してみて下さいね
普段聞けないようなことや裏話も盛りだくさん!
コーディネーターは横浜美術館学芸員の松永真太郎さんです。


お楽しみに!!


では!
どろん!

9/5から、いよいよ後半!「創造都市を語る」のお話

こんにちは。インターンの寺尾です。



黄金町芸術学校「創造都市を語る」
いよいよ9月5日(水)から、後半の部が始まります。

その前に、前半の部の様子をご紹介をします。


講師は仲原正治先生
この春まで横浜市の職員をなさっていて、横浜のクリエイティブシティの最先端で、
様々なアートイベントなどを仕掛けてこられた方です。


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仲原先生のこれまでの活動を、余すところなく、
時には(いつも!?)裏話的なエピソードも交えながらお話いただいています(笑)。
聴きにきている人もさまざま。現役の横浜市職員の方もいますよ。


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講座の後はいつも仲原先生セレクトのお酒とおつまみで懇談会です。
ある回には新潟の地酒&和のおつまみだったり、
ある回にはその日限りで閉店する近所のお豆腐屋さんの冷奴だったり、
毎回美味しく頂きながら、講座に出てきた話にまつわるエピソードなどを聞いています。

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前半のうち3回を聴講しての感想ですが、
横浜のクリエイティブシティ活動は「手作り」感というか、
核になる人が様々にいて、NPO組織とボランティアサポーターに支えられて作り上げてきたことや、大きな組織で進めていくよりも地域の人々を巻き込んでイベントを作っていくことが大きな特徴だという印象が強く、意外な発見であり驚きでした。


大都会というイメージの強い横浜ですが、そこで人が動いていることや、
若いサポーターのエネルギーに支えられていることが感じられてそれが横浜の魅力なのだと、
思うようになりました。




前半は横浜の歴史から入りましたが、後半はひとつひとつのプロジェクトの話が盛りだくさんです。


9月5日から10月3日まで、毎週水曜日18時半から。
高架下のSite -Dでお会いしましょう!






黄金町芸術学校「アートスペースはどのようにしてつくられるか?」_講義レポート2日目

こんにちは。
黄金町芸術学校インターンの田崎です。


8月21日、第二回目の講義が行われました!
今回はゲストに、高架下のスタジオ「日ノ出スタジオ」の設計者である飯田善彦さんと、
黄金町で活動するアーティストの増田拓史さんをお迎えしました。


午前はゲストに日ノ出スタジオの設計者である飯田善彦さんを迎え、
「建築と場所の関係」をテーマにレクチャーと見学会を行ないました。
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黄金町の歴史から、日ノ出スタジオの設計プロセスまで、
正にテーマである"建築とまちの向き合い方"について説明を聞きました。
そしてレクチャー後は、施設見学。


まずは日ノ出スタジオ。
高架下の耐震工事では、梁の補強に鉄板のアーチを使うことでとても綺麗に仕上がっています。
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これらの特徴を活かすために、日ノ出スタジオでは屋根通路が巡らせたとのことです。
実際に見学すると、屋根通路は、川との関係性や1Fのスタジオとの縦の繋がりを感じることができました。


歩いていると、ここで道が切れていることに気づきます。
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今後隣に何かを建てるとき、この屋根通路を繋げていって欲しいという気持ちを込めて、
あえてここで道を切断したそうです。
是非、黄金町の高架下になが~い道をつくってもらいたいですね!


その後は、飯田善彦建築工房を見学にさせてもらいました。
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2階の2のスパンが事務所で、1階の1スパンが飯田さんの著書を公開するかたちで、
ライブラリーカフェとなっています。


ここは、20年間も貸し出されてなかったため、最初を見た時は全てがボロボロだったそうです。
現在でもコンクリートのじゃんかなどが見られ、昔のなごりが感じられます。
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実際に、リノベーションをした空間を見学しながら、
設計者の方に説明してもらうことは貴重なことで、とても濃密な時間を過ごせませた!
ひと通り説明を終えた後は、受講生のみなさん積極的に飯田さんに質問していました。
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リノベーションの注意点や素材や建具、建築との向き合い方、
その地域の歴史の汲み取り方などなど、様々な質問が飛び交います。
それだけ今回の講義で考えさせられることが多かったということですね!
最後は、「いかにお金をかけないでやるか。これにつきる!」という飯田さんの言葉で締めくくられました。


午後は黄金町のスタジオを巡るまち歩きと、増田拓史さんのスタジオ見学とレクチャー。

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まち歩きの様子。


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増田拓史さんのスタジオ。


増田さんは自分のスタジオを作品制作に合わせて改修を行なっているそうです。
しかも解体から全て自分で行なっているとはびっくり!


でも時にはこんなこともあるそうです。
増田さんが作業をしていると、たまたまスタジオ前を通りかかった地元の大工さんが
「ちがう!ちがう!」と言ってきて、やり方を教えてくれ、
気づけば大工さんがほとんど自分でやっていたとか(笑)。


アーティストにとって必要な活動空間とは一体どんな空間なのか、
考えさせられる内容でした。

黄金町芸術学校「アートスペースはどのようにしてつくられるか?」_講義レポート1日目

こんにちは。
黄金町芸術学校インターンの田崎です。


8月20日から「黄金町芸術学校」の特別集中講座、
「アートスペースはどのようにしてつくられるのか?」が始まりました!

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講師は、新堀学さんと佐藤慎也さん。


初日の今日は、
午前(新堀さん):「使い方としてのリノベーション/作り方としてのリノベーション」
午後(佐藤さん):「アートスペースの変遷」
というテーマで講義が行われました。
まずは、リノベーションとアートスペースについて基本的なこと学び、それらを考えていく上での土台をつくろうといった感じです。


新堀さんの講義では、リノベーションの基本的な考え方として
「使い方としてのリノベーション/作り方としてのリノベーション/リノベーションの価値」
に分けて説明されていました。


そして、今回のリノベーションで考えることとして、
・建築とまちの関係
・建物自体の空間
・性能・機能=設備
の3点があげられました。講義の後半ではそれらの3点に注目しながら、リノベーションの事例を、写真を見ながら解説していきます。
注目すべき点を前置きしてもらったので、解説のときはとても理解しやすかったです。
いやはやさすが建築家!講義の内容もロジカルに組まれていて、とてもわかりやすい!


佐藤さんの講義では、
「第一世代美術館/第二世代美術館/第三世代美術館/インスタレーション/サイトスペシフィック」などについて、その時代の作品やそれに必要とされてきた空間を、歴史的背景を踏まえながら体系的に説明されていました。
盛りだくさんの内容に、受講生のみなさんが講義を聞く目は真剣そのもの!
個人的にも大学の卒業論文と関わってくるところなので、興味津々で聞いていました!笑


特別集中講義初日を終えての談笑中。
早くも受講生のみなさんから、今回の舞台である空き家のコンテクストを読み解こうとする姿勢が見られました!いい雰囲気ですね~!
う~ん、本当にこれらからが楽しみな講義なってきました!

黄金町芸術学校「アートスペースはどのようにしてつくられるか?」は
前半(午前5回+午後5回)と後半で構成されています。
前半は1回からの受講もOKです!
※詳細はHPをチェック!(http://koganecho.net/contents/art-school/art-school-419.html)

建築やアートに興味のある方、是非ご参加ください!

アートプロジェクトのつくりかた講座 のお話

みなさん、こんにちは。
黄金町芸術学校「アートプロジェクトのつくり方」コースのインターンの寺尾です。



簡単に自己紹介させていただきますと、インターンと言っても、学生じゃなくて(いちおう)社会人です。もともと出身は横浜で、大学時代しばらく横浜を離れていましたが就職を機に横浜へ里帰り。
その間に黄金町は色々と動き始めていて、ずっと気になっていたのでした。
そして今回黄金町芸術学校という企画が始まるのを見つけ、えいやっと飛び込んでみて、
気がついたら1年間インターンをやることになっていたという次第です。


世の中何が起こるかわからないものですね。


さて、そんなことより、今回の講座についてです。


黄金町芸術学校
レクチャーシリーズ「アートプロジェクトのつくりかた」
始まりました!!


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講師は黄金町エリアマネジメントセンター事務局長で
黄金町バザールディレクターの、山野真悟さん。

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講座は6回構成で、
(1) アートはなぜわからないか?
(2) 職業としてのアートプロジェクト
(3) アートプロジェクトのつくりかた(企画編)
(4) アートプロジェクトのつくりかた(交渉編)
(5) アートプロジェクトのつくりかた(おかね編)
(6) 広報・記録・歴史

という予定です。


初回の6月13日は「アートはなぜわからないか?」

講師がホワイトボードにタイトルを書いた瞬間、教室の空気がざわめきます。

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作品→もの
絵画→木枠+布+塗料
言葉=もの→不透明
なんて話に入っていき、不透明ということについてどんどん深く探っていきます。

言葉は、不透明。
言っていることが伝わらなかったり、それ以外のことも伝わってしまったり。
昔の人はこれを過剰性とか、ノイズとかと表現した。
アートはこの不透明性を活用したコミュニケーションの手段、なんだそうです。
(だいぶ色々すっ飛ばしましたが)



巷では「アートによるまちづくり」というのが流行っていますが、その大多数は「アートイベントによるまちづくり」でしかないというお話は衝撃的であるとともに、とても共感を覚えました。
私の学生時代の専攻は都市計画なのですが、アートを「人を呼ぶ道具」として見るような風潮には以前から疑問に思っており、まちづくりの観点から、アートとのつき合い方、そもそもアートってどんなもの?とこれから1年間学んでいきたいと思います。


今回の参加者は、この近辺で活動しているアーティストさん、東京の芸術学校?から来てくれた方々、芸術を学んでいる学生さん、それから長年この地域に関わっている横浜市の職員さん、などなど。
講座後は軽くビールとともに歓談タイムでしたが、様々な方がいて、楽しくお話しできました。

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次回8/29(水)は具体的なプロジェクトのお話もして下さるということで、楽しみです♪
初回来れなかった方もぜひ、一緒に参加しましょう!!





黄金町芸術学校「アートスペースはどのようにしてつくられるか?」

ジリジリと陽射しの暑い黄金町の夏。

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事務局隣りの山城旅館さんで育てているミニトマトは元気な様子。



本日は来週8/20よりスタートする「黄金町芸術学校」の講座、
「アートスペースはどのようにしてつくられるか?」についてご紹介をします。


と、その前に。


最近、アートやパフォーマンスなど、
表現の場が多様になってきていると思いませんか?


学校をリノベーションした展示空間だったり、
空き家が劇場空間としてうまれ変わったり...


黄金町でも、小さな空き家や店舗だった空間を、
アーティストのアトリエやスタジオとして活用しています。


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今日も木工作業中のぶち木工さん


場の使い方や使われ方が少し変わるだけで、
表現の幅が広がり、豊かな空間が創出されていくように思います。



新規講座の「アートスペースはどのようにしてつくられるか?」では、
リノベーションという手法を用いてアートスペースをつくるために必要なプロセスを、
建築とアートの双方の視点から考えていきます。

この講座、

「前半→講義
 後半→現場作業」

で構成されています。


つまり、
自分たちで空き家をアートスペースにリノベーションする現場作業を体験できるんです!

かなり実践的。

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実際にリノベーションする空き家の様子


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1Fの平面図



そしてリノベーションされたアートスペースは、
今年の黄金町バザール2012で展示空間として使用されます。


まだ受講申込みは受付中です!


前半の講義のみの受講も可能です。
でも、せっかくなら後半の現場作業にも挑戦してみませんか?

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「アートスペースはどのようにしてつくられるか?」

講師:佐藤慎也(日本大学理工学部建築学科准教授)、
   新堀学(新堀アトリエ一級建築士事務所)、ほかゲスト
日程:【前半】2012年8月20日(月)~8月24日(金)
   【後半】2012年9月10日(月)~9月16日(日)
その他詳細はこちらへ(↓)
http://koganecho.net/contents/art-school/art-school-419.html

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創造都市、横浜の第一歩 のお話

こんにちは。
黄金町芸術学校インターンの寺尾です。



黄金町芸術学校「創造都市を語る」7月18日に第2回講座が開かれました。
今回のテーマは、「創造都市の最初の一歩」。
赤レンガ倉庫と、それにつながる動きが今日のメインです。



赤レンガ倉庫といえば横浜の歴史的建築の代表格となった感がありますが、
もともとは当時の技術の粋を結集した官設倉庫でした。


エレベーター、防火扉、非常用防水管、耐震工法、といった最新設備は全て輸入品。
1911年と1913年に建設され、1989年までに使用停止。
青年会議所が掃除を行い、何回も委員会を開きながら、
「港のにぎわいと文化を創造する空間」という活用コンセプトに決まったそうです。

1号館は文化・芸術施設、2号館は商業施設。

文化・芸術と商業とが結びついたのが、大きな特徴とのことでした。


この赤レンガ倉庫の再生・活用には前段となるものがありました。


現在神奈川県警が建つ場所には、かつて三菱倉庫と呼ばれる倉庫がありました。
1988年にはこの倉庫で「ヨコハマ・フラッシュ」というアートイベントが開催されました。

このイベントの開催には、「赤レンガに刺激を与える」というねらいもあったそうです。
準備期間を含め1ヶ月間、海岸通りの倉庫と海がアートの空間になり、
観客数は7万人、光を見た人は無数に上りました。

口コミで集まった若いボランティアの人たちによって運営は支えられました。
このとき集まったボランティアは、1989年の横浜博ではFM放送を企画し、
181日間放送を続けたそうです。


この三菱倉庫は取り壊されてしまい現存しませんが、海岸通りと海を舞台に
アートの空間をつくったこのの企画が、現在につながる特徴をつくりました。



学んでいくごとに、
華やかなまちづくりの裏側で動いている人の姿が感じられ、
なんだか不思議な感覚がありました。
仲原先生を始めとする大勢の市職員の努力があったこと。

また、現在の赤レンガ倉庫が現在の形になるまでに実験的な取り組みがなされていたこと。
まちをつくる過程も「創造」だなと、感じました。

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懇親会は、仲原先生が用意して下さった新潟の日本酒と和のつまみで盛り上がりました。
「緑」は、瓜のようなスイカのような不思議な香り。


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「創造都市を語る」は水曜日の18:30から、高架下スタジオSite-D集会所にて行われています。
8月以降もますます深みを増す講座に、ぜひご参加ください!




自分なりの絵画体験をするきっかけ のお話

こんにちは!あつい日々が続きますねー
毎日のもわ~んとした空気で、意識が飛んでしまいそうなふぁんです。


さてさて今回は、
ほぼ毎週木曜日に高架下スタジオSite-D集会所で行われている
黄金町芸術学校「キュレーターコースI」の授業の様子を紹介いたします。


アートの歴史・概念について学ぶシリーズ第3弾、
絵画の潮流についての基礎講座は、先々週7/19に行われました。

第二次大戦後に、アメリカが主導する抽象表現主義をはじめ、
ネオダダ・ポップアート・ニューペイティングなど、
時代背景とその特徴を、代表的な作家さんの作品を見ながら小川さんが説明していきました。

70年代以降、表現のジャンルが多様化し、主流といえるものは特に見当たらなく、
また近年になって、日常的で個人的な絵画表現が多く見られるようになったそうです。

ひとつの絵をじーっと見て観察し、感じ取れるものはたくさんあるかもしれません。
今度絵画を鑑賞する時は、じっくり時間をかけて、自分なりの絵画体験をしたいと思います。


そして先週7/26の授業では、アーティストの井出賢嗣さんをお招きして、
彼の個人史を綴るような作品を紹介しつつ、制作に関わるお話をしていただきました。


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井出さんと小川さんの対談、とてもおもしろくて、魅力的でした。


さて次回は8月2日(木)!
画家の福永大介さんをお招きして、お話していただきます。
興味のある方は、気楽に遊びにきてくださいませ。


さらに来週からは、【黄金町バザール2012】と連携して、
展覧会をつくるためにに必要な、広報などの実技を、そのみちのプロに学んでいきます!
8月9日・30日、9月6日は、田原新司郎さん(Tokyo Art Beat)から、PR文章の書き方を教わる機会ですよっ!
3日間かけて、自分で文章を書きながらプロの技を学ぶ機会です。


ぜひご参加お待ちしてます!

【黄金町芸術学校】毎週水曜日は、横浜の創造都市の成り立ちがわかっちゃう講座だよ! のお話

平成24年7月11日(水)
黄金町芸術学校 創造都市を語る
仲原正治先生

こんにちは、黄金町芸術学校インターンの寺尾です。
黄金町芸術学校では7月から新講座の「創造都市を語る」が始まりました!!

講師は仲原正治さん。
今年の5月まで横浜市の職員として働きながら
アートのイベントを仕掛けたり、知的障碍者の作家の展覧会で事務局長をなさったりと
横浜の文化芸術のプロデュースを手がけてこられた方です。
講座は全10回。

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初回は、横浜の歴史と、都市のデザインの歴史についてでした。
飛鳥田さんが市長になったところ(1963年)から、横浜の都市デザインの歴史が始まります。
ベトナム戦争の時代でも、「都市が参加するんだ」と北ベトナムをイベントに呼び込むほどの文化人。
都市美審議会設立、市民ギャラリー解説、都市デザイン室創設…と
今の横浜に至る基礎ができます。

1980年頃からはアートと都市デザインの試行期。
今でこそライトアップは一般的ですが、
「日常の風景をつくる光」「都市に非日常空間をつくる」
という2つの要素があるんだそうです。
ベイブリッジ(1988年)はすごく象徴的ですね。

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横浜のデザインの歴史の話として事例を出しながら、
時折「これ私が仕掛けたんですが」
と控えめに挿むところも、素敵です。



講座の後は毎回懇談タイムがあります。
先生が用意してくださった、美味しいシャンパンにバケットをいただきながら、
受講生でテーブルを囲みます。
市役所の中でどうやって案件を通していたか、などなど、
裏話満載で印象的でした。


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いくらハードを整えて色々と誘致しても、
すぐ隣に東京という一大消費地があります。
若い人が生き生きと生活するのには何が必要か?
というのが、Creative Cityの原点。

1980年代から、横浜では中堅のアーティストや建築家をたくさん使っていました。
将来大物になる人材を育てていくことに、横浜の価値を置く。
不勉強で申し訳ないですが、なるほど!と思ったのでした。
学生時代都市計画を専攻していた私にとって、
「東京の隣にあって、どこに活路を見出すか」は大変興味のあるテーマでもあり、
もっともっと勉強していきたいなと思ったのでした。


黄金町芸術学校の「創造都市を語る」は
毎週水曜日18:30からです!
各回の詳細はホームページをご覧ください!