父が亡くなってから、17日目

父の葬儀で創られた父の追悼DVDを

毎日、見ては涙・涙


なぜ、こんなにも涙が溢れるのか?

不思議なくらい涙が出る


なぜ?

なぜ?


父の追悼DVDの最初に

「今、振り返ると

本当に良い人生でした」

という言葉と

実家の映像がながれる


父の一生は

「本当に良い人生だったのだろうか?」


追悼DVDは、想い出を美化させて

「本当に良い人生」だったのか?


と、私を戸惑わせていた


「お父さん

本当に、良い人生だったの?」


何度も、何度も

問いかけては、涙が溢れた


今朝も追悼DVDを見ながら

問いかけた


すると

「なんじゅにすれば、役に立つべ?」

(どうしたら、役に立つのだろう?)


と初めて返事が返ってきた


私は、湧き上がるような父の愛を感じた



親とは、子どもの学びの役に立つことを

魂のレベルから望んでいることを感じ


感謝で感謝で感謝でいっぱいになって

涙が湧き出ました


最期の最期まで

子どもの役に立ちたい


肉体が無くなった後も

子どもの役に立ちたい


という純粋な慈愛を感じました


和尚さんは

父の戒名の中に

「慈」という字を入れてくれていました


57歳の時、母が亡くなったショックで

脳梗塞になって現役をリタイヤして

ご隠居生活になじむために

かなりの涙を流しました


14年間で父は、涙とともに

「みそぎ」のような時間で


「生き仏」のようになって


役に立ちたい


という魂の純粋さを、

和尚さんは

見ていたのでしょうか


この深い感謝の気持ちを

伝えながら

生きていこうと思います