【11月24日町田市発表】小中学校、幼稚園の細かい計測、除染を行う方向へ!
やはり放射能がたまりやすいと思われるような場所でマイクロスポットが発見されたようです。
今後0.23マイクロシーベルト/時が出た場所は清掃を行うとのこと。
私立の幼稚園や保育園には、放射線測定器を貸し出すということで対応することになったようです。
放射性物質が集まりやすい場所や清掃方法に関する情報提供も行っていくそうです。
給食や牛乳の放射能検査、放射能汚染された災害廃棄物の受入れなど、まだまだ不安なことがありますが、少しずつ前へ進んでいます!
働きかけてくださった市議の方々、原発を考える会・玉川学園など市民グループのみなさん、勇気を出して声をあげたおかあさん達、ありがとうございます!
プレスリリース資料
【町田市における今後の放射線対策について】
市では、放射性物質が溜まりやすいとされる場所の実態を把握するために、11月
9日から16日にサンプル調査を実施しました。
その結果と、今後の放射線対策の方針についてお知らせします。
■ サンプル調査の実施状況
○ 実施期間 2011年11月9日~11月16日
○ 測定施設 小学校4校(町田第六小、忠生小、鶴川第一小、図師小)
中学校1校(南成瀬中)
保育園3園(森野、金森、こうさぎ) 合計8施設73箇所
○ 測定場所 校庭・園庭(中央および四隅)、砂場、花壇、放射性物質が集まりや
すいとされる場所
○ 測定方法 ・地上50cmと5cmの空間放射線量
・3回の繰り返し測定による平均値
○ 測定機器 ALOKA TCS-172B
■ 測定結果
① 屋上の排水口付近や側溝の一部で、最大0.97マイクロシーベルト毎時の比
較的高い線量が局所的に測定されました
原因は、排水状態の不良、砂礫や落ち葉などの堆積(屋上の排水口)、汚泥の堆
積(側溝)雨水の滞留と推測されます
② 砂場や花壇では、高い線量は測定されませんでした
③ その他で高い線量が測定された箇所はありませんでした
※ 比較的高い値の放射線量が測定された箇所のうち、清掃が終了した場所では放
射線量は低下しました
■ 今後の対策
○ 全市立小中学校・保育園など約70施設での放射線測定を年内に実施、その後、
高線量地点(最大0.23マイクロシーベルト毎時を超えた地点)の清掃を実
施します
○ 私立幼稚園、保育園などに対しては、要望に応じて放射線測定器を貸し出しま
す
○ 放射性物質が集中しやすい場所の傾向や清掃方法に関する、市民への情報提供
を行います