国立成育医療センターとターミナルケア | 子供のニュース

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 東京にある国立成育医療センターで2002年3月~2007年5月の期間に、間もなく心肺停止が予測された小児30人について、家族の同意をとったうえで、人工呼吸器を外すなど延命治療を中止していたことが明らかになった。
 同センターの小児集中治療室(PICU)に搬送された3668人のうち、PICUで死亡したのは99人にのぼり、すでに心肺停止していた15人を除く84人を検証したのだそうだ。

 センターの説明では、延命治療を中止した30人のほか、50人に対して投薬などの積極的な治療を差し控えたという。
 そのいずれの場合も臨床的にみて死期が迫った段階で、病院側と親が相談し、同意を得たうえで実施したとしており、家族との同意は、明確に文書として取り交わしていないが、診療録に経過を記録しているという。

 小児のターミナルケアをめぐる問題では、意思表示が難しい本人に代わり、親に判断が委ねられるケースが多いなどの課題があるものの学会などでも基準づくりの話し合いは進んでいないのが現状だ・・・。
 正直な話難しい議論であるだろう・・・。しかし・・・。親に判断がゆだねられるのも正直な話辛すぎないか・・・。