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 二人の子供の親として、日々報道される子供が関連したニュースを取り上げ、感想や意見を書いてゆきます。

 昨日午後1時すぎ、大阪市東淀川区下新庄3丁目の9階建てマンションの管理人から、「男性が路上で倒れている」と119番通報があった。
 男性は頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡した。
 男性はマンション住人で、3階自宅から妻と子ども2人の遺体が見つかった。男性のものとみられる携帯電話には「ご飯が食べていけない」などと記したメールが残されていた事などから、府警は男性が無理心中を図り、飛び降り自殺したとみている。

 死亡したのは、電気工事業の男性(34)▽妻(34)▽保育園児の長男(5)▽同、長女(2)で、妻は妊娠8カ月だった。

 東淀川署の調べでは、同家族は4人家族で、妻ら3人はパジャマ姿で、布団の上で「川の字」の形で横たわり、胸の上に両手を重ねた格好だったという。3人の首には手で絞められたような跡があったという。

 男性のものとみられる携帯電話が妻の枕元に置かれ、「妻と相談して死ぬことにしました」「子どもたちに申し訳ない」などと記した未送信のメールが残されていたそうだ。
 男性は家賃2カ月分を滞納し、自宅からは消費者金融などの複数の明細書が見つかったという。事業資金などで借金が数百万円あったといい、同署は死亡との関連を調べる方針の様だ。

 男性はマンション敷地内の路上で頭などを打ち、倒れていたそうで、この日午後1時ごろ、9階の防犯ビデオにエレベーターから出る男性とみられる姿が映っており、廊下の手すりには、手をかけてよじ登ったような跡があったという。

 長女の通う保育園によると、この日朝、妻から「休む」という連絡があったという。
 妻は5月まで大阪市内の流通会社に勤めていたそうで、同僚だった女性は「出産準備で退職することになった。送別会で『子どもが生まれたらまたみんなに会いに来ます』と笑顔で語っていたのに」と声を落としていた。