赤ちゃんポスト | 子供のニュース

子供のニュース

 二人の子供の親として、日々報道される子供が関連したニュースを取り上げ、感想や意見を書いてゆきます。

 熊本市の慈恵病院(蓮田太二理事長)が運営する「赤ちゃんポスト」にこの数日間で、乳児2人が相次いで預けられていたことがわかった。
 「こうのとりのゆりかご」と名付けて運用を始めた5月10日午後に預けられた3歳ぐらいの男児を含め、預けられた乳幼児は計3人となった。

 関係者によると、新たに預けられた乳児2人のうち、1人は男の子で数日前に赤ちゃんポストに置かれたという。健康状態は良好だという。
 もう1人はその後預けられたといい、性別などは不明だそうだ。
 病院は熊本県中央児童相談所、熊本市、県警に通報したとみられるが、子どものプライバシーを保護するとして、いずれの機関も事実関係を明らかにしていない。

 このまま親が名乗り出なければ、2人とも「棄児」とされ、病院内で健康上必要な処置を受けた後、児童相談所を通じて乳児院に預けられる事になるという。
 氏名や戸籍は熊本市長が定める予定なのだとか。
 乳児院には原則、満3歳となるまで入所し、その間に、里親へ預けられるか、児童養護施設に入るかを決める事になるという。

 匿名で新生児を預けられる赤ちゃんポストは、何らかの事情で子育てできない親による置き去りや産み捨てなどを防ぐ最終手段として、慈恵病院が開設したもので、5月10日の運用開始からわずか数時間後に「想定外」の3歳ぐらいの男児が預けられ、論議を呼んだ。