過労死の小児科医に労災認定へ | 子供のニュース

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 北海道労働局が、道北地方の公立病院などに勤務していた男性小児科医(当時31歳)の突然死について、過度な時間外労働による過労が原因として、遺族が申請していた労災を認め、遺族補償年金の支給を決定していたことが分かった。

 同労働局によると、医師の過労死が労災認定されるのは珍しいという。

 労働局などによると、男性は公立病院に2002年4月から03年7月まで臨時職員として勤務し、同年8月から正職員になった後に、同年10月1日からは北海道富良野市の民間病院に勤務し、同6日に自宅で心疾患のため突然死したという。

 男性は、公立病院で頻繁に夜間呼び出しされるなど、時間外労働が月100時間を超す過密勤務で、民間病院でも長時間勤務を余儀なくされていたという。

 04年11月、遺族が旭川労基署に労災申請していた。

 労働局は、男性の勤務実態が国の労災認定基準(発症直前1か月100時間、2~6か月80時間)を満たしていると判断した。