福生子ども日本語教室では、月曜日の授業は隔週で開かれており、毎週開かれる火~金とは少し異なるカリキュラムになっています
メンバーは他の曜日にも来ている子たちですが、全体の人数は少なめで、学校につながっていない子どもや、学校の授業についてゆくのに特にむずかしさを抱えている子が多くいます。
たとえば私が担当する数学に関していえば、通常は学校の授業にあわせた内容を平行してすすめていますが、月曜日は、外国につながる子どもたちはみな苦手な文章題や分数の問題などを連続してじっくり扱っています。
なかには発達にむずかしさを抱える子もおり、全体授業ではカバーしきれない個別のニーズに対応するコマも確保しています。授業内容は試行錯誤ですが、隔週でもゆっくりとコミュニケーションを取りながら勉強できる時間があることで子どもも安心して学べています
学校につながりそこで生活してゆくためには集団での授業に慣れることが大切ですが、一方で今日のように比較的ゆるやかに学べる時間もつくりつつ、メリハリを持って子どもたちと接してゆけたらと思っています