授業の工夫 | 多文化子ども・若者日本語教室

多文化子ども・若者日本語教室

東京都福生市にある「多文化子ども・若者日本語教室」のブログです。(NPO法人青少年自立援助センター運営)
教室では、外国にルーツを持つ子どもと若者のための日本語学習・教科学習、高校進学サポートなどを実施しています。

福生日本語教室は、ホワイトボードで仕切っただけのオープン教室のような形で授業をしています。

なので、授業中には全ての先生の説明や、生徒達の発言が行き交います。

人数が多ければ、多いほど教室の中はにぎやか!!!!


自分の知っていることの質問だ聞こえれば、違うクラスでも大きな声で答える子もいます。

オープンな教室、みんながどんな授業をやっているのかな?どんな風に授業を受けているのかな?

なんて他の授業の授業のクラスが見えるのは、子供たちにも刺激になるのでいいです。

また、教室に仕切りがない分「福生こども日本語教室」みんながとても仲がよく、日本語や中国語や英語など様々な言葉が行き交う、インターナショナルな環境です。


しかし、いいことばかりではなく人数が増えれば増えるほど、教室はにぎやか!

そのため先生たちの声が大きくなり、子どもたちの発言も大きくなる

みんなの声が大きくなれば、先生も子供たちもお互いの声が聞こえないために、授業に集中できない。

なんていうマイナス面もあります。


なので毎日、どうしたら授業に注目をさえられるのか、前傾姿勢にできるのかなんてことを考えています。


日本語教室の教室環境、そして子供たちが日本語教室に来て1つでも新しいことがわかったよ!覚えたよ!と言ってもらえるような授業を出来るように、ただ日本語を教えるだけではなく、教える側には授業の工夫が求められるな、と感じます。