なぞなぞ | 多文化子ども・若者日本語教室

多文化子ども・若者日本語教室

東京都福生市にある「多文化子ども・若者日本語教室」のブログです。(NPO法人青少年自立援助センター運営)
教室では、外国にルーツを持つ子どもと若者のための日本語学習・教科学習、高校進学サポートなどを実施しています。

日本語が中級レベルの中学3年生の生徒たちと、子ども向けの「なぞなぞ」をしてみました。


「中に空気を入れるとドーナツみたいな形になる、プールや海で使う道具ってなーんだはてなマーク


「あ、それ、知ってるよーニコニコ


「私も海で使ったよにひひ


「こういうやつでしょう?」


「丸くて、真ん中に穴があって、そこに入るのー。こうやってビックリマーク


絵まで自分たちで描いて説明してくれました。


「そうそう、それそれ音譜  ピンクとかでかわいい模様があって~、…で、ガーン名前、なに?」


「…叫び



『う』で始まる言葉だよ~


「う、う、う…うドーナツあせる


「何それ、聞いたことなーいダウン


結局答えは出ず、「浮き輪」という名前を教えても、ピンと来ていませんでした。


浮き輪、朝顔、水筒、イカ、毛糸、砂時計…


中級レベルの子でも自分の身の回りにあって、よく使っていても名前を知らないものが結構多いということが分かりました。


日本人向けの言葉のゲームをすると、生徒の語彙の範囲がよくわかります。


特に中学生になってから日本に来た子は、保育園や小学生の時に覚える語彙がすっぽり抜けていることが多いようです。


語彙の確認のために、そして息抜きのために、

たまにはこんなふうに「なぞなぞ」で遊んでみるのもいいなあと思いましたニコニコ