「介護支援取組助成金」

2週間で39社の申請をしました!


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大好きな釣りにも行かず
SNSもお休みして

企業個別のテキストや、
準備ガイドの作成
ネットに疎い高齢の社長さんでも取り組めるよう
ネット登録の仕方の手順書を作ったり
申請書類書いてました。

社労士事務所は
算定基礎と労働保険の年度更新で、一年で一番忙しい時期。

そんな中、
スタッフの協力も得ながら
パワーマックスで、お仕事(^。^)


6月24日支給要件が見直しになりましたこの助成金

「従業員が仕事と介護を両立できる職場環境を作ると、事業主が国から一律60万円が、支給されるというものです。

予算をはるかにオーバーする申請があったとか。

手続き依頼など、いろいろお問い合わせをいただきましたが、

うちの事務所と顧問契約をいただいているお客様のみご案内と申請の提出代行をさせていただきました。

なぜ、2週間でこれだけたくさんの申請をすることができたのか?

うちのお客様は、
すでに助成金を受給するための環境が整っていたからですニコニコ

この助成金を申請するには、現行の法律に適合した

「介護休業規定」が、必要です。

うちの事務所では、すべてのお客様において
就業規則がどの状態にあるかを把握できていて、9割は最新の規定が完備してました!

変更が必要な場合、
すぐに連絡し
1日で変更に対応できました。

お客様との信頼関係ができているからこそできる早業です(*^_^*)

予算に上限があるため
助成金が、受給できない可能性もあることを了解いただいた上で申請できました。


17日に厚生労働省から
24日付で支給要件が変わることが発表されてからは、
18日土曜日一斉に書類がまだ届かないお客様に向けて

緊急マークの
「書類急いでファックス」

児玉直筆の
手書き部分を満載して、目立つように
すぐに気がついてもらえるように。

お客様が速達で書類をやり取りしてくださったり、

土日に書類を持参くださったり

(柏餅やシュークリーム、ケーキや大福の差し入れもありがとうございましたー)

休日返上で、約40社の書類を整えました


この助成金は、従業員の介護休職取得に関係なく申請できる仕組みなので、
選挙前のバラマキとの声も上がっていたようです。

でも、

取り組んだ社長さん達は

◉男性の多い職場で、
介護には、無関心かと思ったけど、アンケートしてみたら、両親の介護は、配偶者ではなく自分がする。と答えた男性職員が多く驚いた。
介護休業を是非利用して欲しい

◉仕事と両立はできないと思っていたけど、
介護休業できることを初めて知った。知らなかったら
介護していることを黙っていて、そのまま会社を辞めていたかもしれない

◉セミナーを実施したら、
介護休業している間は、給料はあるのか、と聞かれてとっさに答えられず、
事業主としてかなり勉強になった。

◉会社として我が社にこういう介護休業制度がある、
利用して欲しいとメッセージを直接伝えられて良かった。人手不足なんだから、
休まれて困るなんて言ってられない。やめられたら死活問題だ!

等々、事業主と労働者の間に
新たな気づきがあったようです。

直接のきっかけは、
60万の助成金を貰いたい。

だったかもしれません。

でも、数多くの企業が
この短期間の間に
介護休業制度を深く
理解するきっかけを
確かに与えたことは事実です(*^_^*)

そう考えると
国もなかなかやるじゃん!
とおもいました。

ゆるゆるの要件だ。とか
批判も多いところですが、
介護離職ゼロに向けては
一定の効果はあったのではないでしょうか。
これくらいやらないと
企業は本気で動きません!

さて、
24日以降はもともとの要件

1.労働者の仕事と介護の両立に関する実態把握
2.介護に直面する前の労働者への支援として、研修を実施する。
3.会社の仕事と介護の両立支援に対する取り組みの周知
4.「両立支援のひろば」に介護休業関係の両立支援の取組を登録していること


という当初の要件に加え、

5.法律を上回る介護規程内容にすること

6.申請後3か月間とそれ以前3か月間を比較して年次有給取得率向上及び残業時間の削減に取り組んだ実績を書類で証明すること

など、申請要件が追加されました。

今回は時間が取れなくて取り組めなかったお客様にも、詳しいことがわかったらご案内しようと思います。