僕は最近体調を崩したこともあり、肝臓を休めています。甘酒の残りもあったのでそこは問題ありませんしね。
 
 今回は1週間ほど前に飲んだお酒で、溜め込んでしまった記事になるのですが、備忘録ということでひとつ。
 当ブログ定番の会津のお酒ですね。『名倉山』です。
 
 



 このお酒は"無垢之酒"という日本名門酒会様の企画で販売されたものです。

参考
http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=459

 簡単に言えば「無濾過生原酒あらばしり+中取り」ですね。以前飲んだものでは『No.6 essence』に近い位置にあります。立春のしぼりたての原酒で火入れをせず、かつ無濾過、かつ搾りの段階で最後に搾る「責め」の部分を除いたかたちでしょうか。
 




 
精米歩合55%
アルコール分16度
製造年月 2017.0
日本酒度±0
酸度1.2
アミノ酸度0.9
(上記URLの『名倉山』の項目を参照)

 先程の日本名門酒会様のHPによると、福島産《夢の香》を使っているとのこと。
 それを精米歩合55%。これは期待ですかね。
 
 甘味がメイン。含むと桃やアプリコットのような香り。酸味もそこそこにあって、余韻は比較的長め。収斂されていきながら切れていく後味。紅茶にも近いかな?
 甘味重視のお酒の正統派じゃないですかね。酸味や渋味で甘味に丸みのある立体感が加わったようなイメージです。
 なお友人から聞いた話では、この収斂味は『名倉山』の特徴でもあるのだとか。でもお茶のようなきつくない収斂味なのでそこはプラス点。
 
 僕は好きですよ。この田舎娘のように純朴な雰囲気の甘味。厚化粧のケバい感じではなくて好印象です。
 辛口好みには合わないかもしれませんが、甘味のあるお酒が好きな方になら勧められそうです。




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