今年ももうあとわずか。今年の漢字は『金』ということですが、2000年も2012年もそうじゃなかったのか?
 などというツッコミはともかく、僕にとっては『会』ですかね。旧友とも再会し、飲み会ばかり参加してましたし、かつ職場でも色々な人とも会ってきましたから。
 
 そして、お酒もまた出会いです。今回はこのお酒ですね。
 








 齋彌酒造店『雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸 限定生酒』ですね。


内容量 720mm
アルコール分 16度
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 55%
製造年月 2016.05
 
 『雪の茅舎』は数々の賞を受賞している実力派として全国的に有名な秋田の銘酒ですね。今回始めて飲むこととなりました。
 限定品なのだそうですが、ラベルもキラキラしているのがいかにもそれっぽいプレミア感を演出しています。
 スタンダードから始めずに限定品から行くのはまぁ割とよくあることです(^-^;
 





 いつも通りのワイングラスです。
 うん。ワイングラスのほうが上立ち香が華やぐのでいいですね。
 では飲んでみます。

 ……ん?
 僕の知ってる山廃の味じゃない!
 山廃はもっとこう、濃厚でどっしり感のあるもの、あるいは芳醇な味わいかと思ってました。伝統的で自然な作りを心がけているからだというのもありますが、そうした製法ならではのダイナミズムがあるはず。
 そんな固定観念を崩すかのような、この繊細さ!
 喩えるなら高級和菓子。和三盆みたいなきめ細やかな口当りと、すっと入ってくるような甘味、そして丸く柔らかな酸。なんとも気品の感じられる作品じゃないか!
 
 酸の丸さが山廃らしいかなと思いますけど、どこか繊細で静謐な山廃というのは衝撃ではありました。はっきり言って高いレベルです。
 
 
 しかし秋田の地酒もレベル高いなぁ……新政酒造のお酒といい、『まんさくの花』といい、やけに僕の好きなお酒が並んでるんだよなぁ。

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