コブタパパのブログ

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ここのところ何故かこのブログをみてくださる方が増えたので、中国赴任が決まった方々がこの時期いらっしゃるのかな、と思ってます。
わたし、すみません、2015年に本帰国してから全くこのブログを更新しておりませんで、、たまに懐かしく当時の事を振り返るのに使っております。
ただ、せっかくご覧いただいてるようですので、、

今回は久しぶりに、赴任者が帰国した後にどうなるか、と言うのをお知らせしておこうと思います。

帰任一年目から三年目の感じでいきます。

一年目
何せ日本に戻れたことが嬉しかったです。
桜満開、街が綺麗、雨降っても道路が濁らない、車が歩行者を待ってくれる、店員さんが笑顔で、お釣りを大切に手渡ししてくれる、異常行動をする人(朝から大声で叫ぶ、手を水平に保ちながら後ろ向きに歩く散歩者)がいない、など、

枚挙に暇がありません(笑)

仕事では、最新式のシステムについて行けずに非常に苦戦しました。特に最近、どの会社もそうでしょうけど、資料のデータベース化が進んでおり、どの資料もそこに保管されていると言う、ウラシマを感じさせるには最高の出来事でした。

それもあって、当初は会社のメンバーの笑いのネタになります(笑)
たまに、こっちは真面目に悩んでるんだぞ!笑うな!と言いたくなりますが、滑稽な事をしてるのは自分なので、これは仕方ありません。耐えましょう。

子供達は、日本人学校とマンションの往復と、塾だけの生活から、街中どこへでも自由に、親不在でも歩けると言うのを最初は分からずに、恐る恐る、身近な場所から移動を開始します。

そして編入した学校で、自分達の成績が異常に高い事に驚きます(笑)日本人学校の先生達はサイコーです。蘇州にいた時のままの生活習慣を続けられれば、お子様達はみな国立大に入る事間違いないでしょう。

家が狭いことに驚きます。
でも、部屋全体が清潔、すきま風が入らない、トイレの水が詰まらない、シャワーの水が綺麗、
水道管が破裂したりしない、壁が落ちたりしない、なにせモノが壊れない、などなど、やはり嬉しいことの方が多かったです。

あと、自家用車でどこへでも行ける事、これはたまりません(笑)タクシーアプリを駆使することも、百度先生にバス番号を訪ねることもなく、自分でナビ通りに運転すればいいだけと言う、、
大学生の時、初めてクルマを買った時を思い出しました。準備無しで海にフラッと行けるなんて!

とまあ、一年目は仕事の不慣れと部屋の狭さを除けば、メリットだらけの日本、でした。

二年目
上の喜びは喉元過ぎて、当たり前の日常となってきます。
すると、赴任中よりお金持ちじゃない自分に気づいてしまいます。

給料が、赴任前の水準から少しだけ高くなってますが、赴任中の給料より明らかに可処分所得が少ないので、愕然とします。

赴任中、いつも使っていたスタバ、高くて行けません。
床屋さん、金獅ビルのオシャレ床屋さんから、近所の1500円チェーン店に戻ります。

ランチにインド料理?海鮮料理店?上海蟹屋さん?
いえいえ、行けるのはラーメン屋さんかすき家の牛丼、かつ屋、奮発してココイチ、くらいなものです。
中華料理店に何故か足が向かなくなります。

子供達は、外に出て、友達と遊ぶ事に罪悪感を感じなくなります。
つまり、普通の生活を取り戻し、エンジョイし始めます。
学業はそれに少しだけ影響を受けますが、大きく崩れる事はありません。

家賃やローンが意外と生活の負担だと言うことを思い出します。

三年目
上の変化にも慣れてきて、普通の日本人として生活が出来るようになります(笑)

とまあ、帰任してからも色々とあるのが、駐在生活のオマケです。
しかし、こと子供達について言えば、今でも懐かしがってくれますし、この時期勉強をしっかりした事が良い習慣として残ります。
また、英語もこの時期勉強しますし、海外に居たという国際感覚が身につくのは、子供達にとってかけがえのない財産になるでしょう。

御家族連れで行こうかお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非行く事をオススメします。
頑張ってください(^^)