松山で有名な鍋焼きうどん屋さんが２軒ありまして
「ことり」と･･･
「アサヒ」
銀天街から小さな路地に入った所にあるこの２軒の鍋焼きうどん屋さんはどちらもノスタルジックな外観
そして、この２軒の鍋焼きうどんは松山に生まれたなら一度は食べた事があるであろう、ソウルフードと呼べる逸品なんです
出汁の味が少し違うので、それぞれの味の好みで「ことり」派と「アサヒ」派に分かれていたりもします
コブタは「アサヒ」派なので「アサヒ」に行って来ました
昭和２２年に誕生したこの「アサヒ」の方が歴史が古いみたいです
店内も思いっ切り昭和の雰囲気で、テーブルやイスも昔から使い続けている物だからか、サイズが小さめなので、４人席に４人で座るとかなり窮屈だと思います
さて、こちらのお店のメニューは「鍋焼きうどん」「いなりずし」「ジュース類」しかありません
当然「鍋焼きうどん」を注文して、出来上がるまで「いなりずし」を食べて待ってます
いなりずし（２コ２２０円）
いなりずしにはニンジンとシイタケ･･･うんうん、揚げもお寿司もおばあちゃん家で食べるような甘く懐かしい感じ
そして食べると出て来るお店のロゴ、この店名入りのレトロなお皿、何年選手なのかな
いよいよ鍋焼きうどんの登場です
そう、このアルミのお鍋＆レンゲでやって来るのが、「ことり」と「アサヒ」の特徴です
もちろん鍋もレンゲも熱々なのでご注意を
そして、鍋焼きうどん到着と引き換えに代金を払うシステムなので、ちゃんと到着までに鍋焼きうどん（＆いなりずし）の代金を準備しておきましょう
鍋焼きうどん（玉子入り５５０円）
コブタは奮発して玉子入りにしました
甘く煮られた牛肉・揚げ・ちくわ・カマボコ・ネギなどの真ん中に玉子が落とされております
「アサヒ」の出汁はかなり甘いです
松山はラーメンなども全般的に甘めなのですが、ココのお出汁も（更に？）甘いです
そして、うどんはかなり柔らかいです
四国のうどんだから～と、讃岐うどんのようなガッツリとしたコシのうどんを想像してるとビックリします
でも、この甘い出汁と柔らかいうどんが懐かしくて好き
途中で玉子を崩して麺に絡ませて食べるとまた旨し
小さい頃に母に連れられて初めて来た「アサヒ」、今は自分の子供と来るようになりました
学校帰りの学生から年配のご夫婦まで幅広い年代に愛され、きっとうちみたいに３世代で食べているお家も多いでしょう
店主のオジイチャンがまだまだ現役で給仕されてました
コブタはこのオジイチャンの働いている姿を見るのが昔から好きです
これからも変わらず有り続けて欲しいお店です
アサヒ
ごちそうさまでした★★★★☆
