遅くなりましたが報告~(^3^)/
緊張や慣れない事から、上手くいかないことばかり(T_T)
でも、先生方や生徒たちが支えて下さったので充実した実習期間を過ごすことができました\(^O^)/
ホントに良い学校で実習ができたと思います(←自慢の母校)。
この中学校は昔から規律に厳しく、全体的に落ち着いた雰囲気をもっています。
私が中学生だった頃より、
のびのびしている部分がありました。
そして賢い子が多いという印象。
実習中は、2年生のクラスにお邪魔しました。
実習が始まる前から「学年の中でも一番落ち着きのあるクラス」と色んな先生方から聞いていたのですが、
聞いていた通り発表もよくするし、自習の時間でも各自しっかりと机に向かえるクラスでした。
それに、ただ静かなだけでありません。
クラス全体的に仲がよく、休み時間には「にらめっこ」や「あっちむいてホイ」で盛り上がる子たちも(めっちゃ可愛い)…というような部分もあり、「真剣にするべきとき」と「楽しむとき」の切り替えの上手さに、ただただ感心していました。
うちの大学のフラフラしている人達を連れて来て見せてやりたいくらいです。ホントに。
クラス担任の先生は、生徒指導(生活指導?)の先生で熱意のある人でした。
でも先生自身、楽しい事が好きなようで、
生徒が切り替え上手なのは先生の影響なのかな…
美術の授業では鉛筆デッサンをしました。
丁度、教員採用試験対策にと
大学1年生にまざって基礎デッサンの授業を受けていたので、
教材研究はやりやすかったです(´ω`)
でも、デッサンの本とか読んでいると、専門用語が沢山でてきて困りました。
明暗・陰影・立体感・質感・量感など…まぁ、この辺りは漢字でなんとなく意味が分かってくるから良いのですが、
ハッチング・エスキース・パースなど…カタカナになってくると、
自分では理解できていても、生徒にどう分かりやすく伝えようか…と考えると難しく
勉強不足さが自分でも手に取るように分かってきました。
私自身、デッサンの構図とか決めるときは感覚に任せているので、
その感覚を伝えるのもどうすれば良いか…なども悩みました(´ω`)
まず、自分でデッサンしながら、どう描いているかを意識しながら手順を確認していき、なんとか言葉を作っていきました。
アドバイスの仕方なども、教科指導の先生に助言してもらいながら…
頭では理解できていることでも、言葉にして教えるのってこんなにも難しいんだ…と実感しました。
1対1で教えるのは、結構得意なんですけどね…(´ω`)
↓研究授業で使用したプリントです。
初めの方にした授業や、それまでの生徒の感想を基に
どうしたら全員が分かりやすく描けるか?などを考えて作っています。
デッサン(特に工業製品などのモチーフのデッサン)は才能うんぬんより、
知識があれば誰でも ある程度までは描けるようになると思っています。
デッサンの授業、最後完成まで見ることはできませんでしたが
全員が自分で『満足できる絵』に仕上げて欲しいです。
絵なんて自己満足できれば最高☆(^v^)
沢山の人に支えてもらいながら
教育実習の3週間、無事に終了することが出来ました。
たった3週間だけの出会いでしたが、とっても楽しかったです(*´∀`*)
実習の最後にお世話になったクラスから頂いたものは
一生の宝物です。花束は枯れてしまいましたけど(T_T)
私は「めっちゃ教師に向いている」訳ではありません。
むしろ向いていないかも…
大勢の前で話すの苦手だし、頭悪いし、面倒くさがり屋だし、変態だし…
でも、人が好きなんですよね。
子どもたちも、自分自身を含めて人を好きになって欲しいと思うから
教師になりたいなーと思ったのですよ。
それに苦手なことだから、めっちゃ悩むし考えるし…
だから少しでも前に進めたら凄く嬉しいと思う。
悩むとき、苦しいときは成長のきっかけ、喜びで満たされる瞬間は一つ成長できた証拠。
中学生の時期って、とても悩みが多いときと思うんです。
一緒にいっぱい悩んで一緒にいっぱい成長していきたい。
それが、この実習で出した私の結論です。
馬鹿だから、何年かかるか分かりませんが先生になりたいな…と思います。