あまりにも基本的なことですが

飼育書見ても「ほとんど見えない」とか書いてありますよね。


はっきり言いますね。


「見えます」


さらに

「たぶん人間と同じくらいは見えていると思います。

 熱感知は副次的なもので(人間で言うと嗅覚みたいなものか?)、

 基本的には視覚と嗅覚です。聴覚は残念ながらありません。」

※種類による。ブラーミニメクラヘビなんかは言わずもがなだよね。


とふーにゃは考えています。


ふーにゃは365日12時間以上、へびと一緒に暮らしています。

へびと一緒にご飯を食べ、たまにはシャワーを浴び、寝ています。

部屋に尿酸が落ちていることは日常茶飯事です。

※逃がしているわけではない。




なぜか。

へびにおいて結構言われているのが

「耳は聞こえず、目は見えない。嗅覚と熱感知で生きている。」


もし本当にプロで「視力がない」とか言っている方がいるとしたら

かなりやばいと思います。

これが良く見るんだけど……あせる


大丈夫?日本の動物園(ヘビプロ)?



まずこのシンリンコブラを見てください。




☠シンリンコブラ


生息地:アフリカ中西部


最大270センチにもなる大型のコブラ

極めて危険な毒性を持つが、その臆病な性格ゆえに

口咬被害は少ない。


かわいい……かわいいよ。コブラちゃん!





この子はふーにゃ(ヒト)の方を見て威嚇していますよね。

ガラスで隔てられていますので、匂いも熱も伝わりません。


匂いというのは分子なのは知ってるよね?分子が遮断されれば匂いはなくなるんだ。

匂いの分子が鼻の粘膜を刺激して匂いを感じるんだよ。

  


じゃあ、なんでこちらの方をまっすぐ見て威嚇しているのかな?

簡単ですよね。目が見えるからわかるんですよ。


これくらいの遠距離2メートルくらいなら即座に人間を識別するくらいの

視力を持っているんです。



また、よく「アルビノは気が荒い」と言いますよね。


でも、他の生物と比べてみてください、人間のアルビニズムの方は

暴力的な性格をしていますか?

鳥は?猫は?犬は?


アルビノは「眼球振盪」という障害を生まれつき持っています。

色素がないので、網膜で光が捉えにくいために、実像を結びにくいんですね

(これは小学生の理科の実験だよ。)


つまり「目が見えにくいから、人間の身体をエサと誤認してしまう」

から「気が荒いように見える」んですよね?


これも目が見えている証拠ですよね。


「匂いと視覚」でエサを認識しているんです。





他にも、目が見えていない生物がこんなことしますか?

これは他の生物からの視界を遮断しているんですよね。


まあ、他にもいろいろあげられますが。


要はヘビは目が見えているということです。



例えばみんなから信頼されているプロが、ヘビは目が見えないなんてことを言うと

みんな誤解しちゃいますよね。その結果、咬症が起きたりして

人間とへびの関係が悪くなります。


まず、へびから逃げる時は……


へびに草や土を投げてへびの視界を封じましょう。

そのうえで逃げる。


をお勧めします。


今後の研究テーマ


・へびは色の識別ができるのか

・ピット器官はどれくらいへびの役に立っているのか?


乞うご期待!


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