本日、山形県社会福祉協議会様主催
「平成27年度 職場研修指導者研修」の
前期課程が開催されました。
この研修は、山形県内の福祉職場において、
指導的立場にあり、かつ研修の企画立案や
実施を担われる立場の職員が対象となります。
弊社も毎年お手伝いをしている研修です。
午前５時に起床。
あいにく喉の具合はよくないです。
しっかりと補いながら研修を進めましょう。
山形県内も、本日はよい天気になりそうです。
午前８時30分すぎ、タクシーで移動開始。
本当は運転手さんとも、
いろいろお話をしたいのですが、
今日は我慢しました・・・(>_<)
午前９時前、山形県社会福祉研修センターに到着。
さっそく主催者様と
会場確認や打ち合わせを行いました。
午前10時開会です。
本日は、110名の皆様が受講されました。
まずは冒頭、私の喉のことでお詫びしたうえで、
お話を進めていきました。
最初に、
同じグループ内のメンバー同士で、自己紹介です。
持参した名刺を渡し、ご挨拶していただきました。
開会前までは、なかなか緊張も解けません。
でも一度お互いを知ることができると、
ホッとしますね。皆さんに笑顔も見えてきました。
午前中は、私から皆様に
福祉人材育成の今後のあり方について
講義をさせていただきました。
午後に入って、事前課題として持ち寄られた
個別指導育成計画診断シートをもとに、
自職場の職員に対する指導育成計画づくりに
入りました。
まずは個人ワークということもあり、
黙々とした作業が続きます。
私の、ご質問にはその都度ご対応しました。
（会場を巡回する際にはマスクを着用しました）
ご自分なりの指導計画案ができたところで、
まずは２名（ないしは３名）一組になり、
持参した診断シートと作成した指導計画案を
互いに紹介しあいます。
それを聞いた相手の方は、
対象となっている職員像を、
頭のなかで膨らませていきます。
その後は、指導計画案を使って、
個別面談の場面をロールプレイしました。
ロールプレイとは、“役割演技法” と解されます。
その事例に登場する人物になりきってみて、
そこから様々な気づきをもたらす研修技法です。
教えてもらった診断シートの内容を念頭に、
指導対象の職員役を、相手の方は演じます。
その方に対して、
皆さんは実際の上司の気持ち・立場で、
面談の場を展開していきます。
３人一組のチームは、
３回ロールプレイに臨みます。
面談をする際の上司としての立ち位置や
姿勢、表情、いろいろなものが要素に加わります。
その上司から面談を受けている部下は、
上司からの熱意や情熱、思いを
感じ取っていきます。
職員が前向きな気持ちになり、
モチベーションを上げ、
自らのキャリアパスを歩んでいくためには、
こういった面談の場で伝える内容が、
一方的なものであったり、
命令的なものではいけません。
上司・先輩や職場全体としても、
その職員と共に歩んでいきたい、
成長していきたいという方向性を
示すことが大切です。
２人（３人）一組のロールプレイができました。
いよいよ、同じグループのメンバー全員の前で、
再度ロールプレイによる披露です。
たくさんの人が見つめることにより、
さまざまな気づきが伴います。
２人（３人）一組ではわからなかったことも、
全員の話し合いのなかで見えてくることがあります。
そういったエッセンスを大切にしながら、
本日作成した指導計画案を、
さらにバージョンアップさせていきます。
時間が経つにつれ、
会場も次第に熱気を帯びてきます。
こうして、研修会の前期が修了しました。
次回、後期は９月29日です。
その間に、対象となった職員と
実際の面談に臨んでいただき、
その成果を振り返ることとしています。
本日受講された皆様、
どうぞご自分なりの歩みで、
進んでみてください！
受講者の皆様を見送り、
主催者様ともお別れして、
タクシーで山形駅に向かいました。
と、沿道に沢山の人たちが。
実は今日、天皇陛下が山形にお越しになるとのこと。
この直後、陛下の一行が山形駅併設のホテルに
入られたそうです。
私は、それよりも少し先に山形駅に到着。
ＪＲの駅改札を抜け、
新幹線の改札も通りました。
このジオラマ、けっこう大きいんですよ。
知事もお見送りしてくださいました！ (^_-)
では、出発することといたします。
午後６時３分発のつばさ号が入線してきました。
夕陽に逆らって南下移動していきましたが、
次第に夕焼け空に。。。
午後８時42分、上野駅に到着しました。
ここから千葉県船橋市の事務所まで移動です。
帰社したのは、午後10時すぎでした。
さっそく、明日の茨城県出張の準備に入りました。
喉もかなり疲れているようですが、
明日の研修会に向けて、
じっと黙って（声をださずに）、
明日も現地まで行こうと思っています。
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