見晴らしは良いが、八州は・・・?
「関八州見晴台」登山へ
(771m)
この山は、埼玉県飯能市と越生町に跨がる尾根筋の高台になります。初登頂の山でした。名前の通り八州(安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、常陸)が見渡せるそうです。
当日は天気こそ良かったものの、この時期らしく霞が強く、遠望とまでは行きませんでしたが、頂上でのんびり過ごすには絶好の場所だったように思います。
それでは、その時の模様をお送りします。
今回辿ったコースは、西武秩父線・西吾野駅を起点に高山不動尊を経由し「関八州見晴台」へ。その後、「奥武蔵グリーンライン」に沿った散策道を通って顔振峠へ至り、吾野駅へ向かって下山しました。
車を西武秩父線・髙麗駅近くに置いて電車に乗って「西吾野」駅に向かいました。
「西吾野」駅到着です。山の中ののどかなローカル駅です。
駅から暫く舗装道路を歩きます。
登山口まで来ました。住宅地に入る橋を渡ります。
ここから住宅を抜けて、高山不動尊目指して登って行きます。
登山道はこんな感じで、樹林帯の登りが続きます。
途中、萩の平茶屋跡を通ります。建物だけ残っています。
茶屋跡を過ぎると、道は緩くなり歩き易くなります。
高山不動尊の手前にある大銀杏まで来ました。
本堂への石段を上ります。
これが高山不動尊です。大変立派な建物です。
お堂内はこんな感じです。
境内の横からは、幾重にも連なる秩父から奥多摩の山並みが見られます。
不動尊の裏手を登って「関八州見晴台」へ向かいます。
一度舗装路に出て進むと、見晴台への入口があります。
少し登って行くと見晴台に到着します。
高山不動尊奥の院の祠と、その横には東屋も建っています。
「関八州見晴台」標高は771mです。
頂上からの眺めです。東京方面に向かって開けているようですが、霞んで遠望が利きません。
ズームアップ!! 微かに西武ドームの屋根が見えているのが確認できました。(中央部)
右にズームアップ!! 下に見える集落は、最後に下山する吾野の町です。
木が邪魔していますが、西の方角です。
ズームアップ!! 「武甲山」が見えています。
因みに、北部方面は樹木が邪魔しているのと霞が強いため、殆ど見えませんでした。
見晴台を後に進みます。「奥武蔵グリーンライン」とほぼ並行に登山路を歩きます。
「花立松ノ峰」です。
舗装路を歩かず、登山道を進みます。
再び舗装路に出ました。ここは「傘杉峠」です。
再度、登山道に入ります。
「尾根道入口」へ出てきました。ここから先、「顔振峠」まで舗装路歩きです。
「顔振峠」に来ました。ここには茶屋があります。
「顔振峠」からの展望です。
ズームアップ!! これから下りて行く吾野の町が見えています。
「顔振峠」のすぐ下には、この様な集落があります。
「摩利支天尊」の塔の横を通り過ぎて行きます。
山村の風景が癒やされます。
快適な下山道です。
「武甲山」(右)も顔を覗かせています。また中央やや左手前には「伊豆ヶ岳」も見えます。
中央奥には奥多摩の「川苔山」が見えています。
この先、「顔振峠登山口」まで樹林の道を下り、その後は舗装路歩きで吾野へ下ります。
「吾野」駅到着です。
歩いた時期は、桜が満開だったので、至る所で目を楽しませて頂きました。
足に自信がない方も、近くまで道路が通っているので、それなりに楽しめると思います。