こんにちは。
大好評「絶対合格家庭学習のポイント」
は今日で最終回になります。
今回は、夏休みの過ごし方について考えてみたいと思います。
長期の休みであればあるほど、生活のリズムが大切になってきます。
しかし、実態はそうではなく、
休み中はダラダラしてしまうご家庭が多いように思えます。
例えば、前夜に3時間勉強したからと、
翌日の寝坊を許してしまうなどといった具合です。
事前に立てた計画をしっかり守らせるという事は、
お子さんと同様、親御さんにとっても大変な事ですので、
気持ちが緩みがちになってしまうのです。
親御さんの気持ちを引き締めるという意味でも、
夏休みなどの長期の休みには、
1日の計画表を作らせるとよいでしょう。
計画表の中には、もちろん学習の時間も設けます。
中学受験と同じく50分のインターバルを取り、
その時間は必ず集中させるようにしましょう。
小学校での45分という授業時間は、
この時間内は、子供が集中できるという
データに基づいて設けられています。
しかし、中学入試の制限時間はほとんどの学校で50分間です。
このプラス5分間の集中力をなんとしても養わなければいけません。
そこで長い期間の休みを利用して、この時間に慣れてもらうのです。
また、学校や塾であれば、授業に入る前にトイレは済ませておく、
授業中にトイレに行きたくなったら、手を挙げて許可をとる
というルールがあります。
家庭では、そういった部分についつい甘くなりがちですが、
そのあたりを厳しく、家庭においてこそ毅然とルールを設けましょう。
計画表と併せてルールを設けることで、
しっかりとした学習習慣が身につき、
中学受験に対応できる集中力が養われるのです。
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