カニがたくさんいましたね。

(先生)
「そうですね、このあたりは干潟の砂の粒が細かくて、アシも生えているので、産卵しやすく生き物が集まりやすいです。」

そうなんですね。

(先生)
「もう少し砂の粒が荒いと、カブトガニが住みやすいんですけどね。」

あの環境庁のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅰ類に指定されているカブトガニですね、今日はぜひ見つけたいです!!

(先生)
「カブトガニ、いると思いますよ。」

おぉ、心強いお言葉!!
では、カブトガニを目指してもう少し進みましょう。

子どもたちはそれぞれバッタを追いかけたり、カニを追いかけたりしています。


後姿



「どんぐり見つけた!」
「先生、これは?」

(先生)
「これはアラカシのどんぐりですね。」

「こっちにもっとおっきなどんぐりあったよ!」

(先生)
「大きなのはマテバシイのどんぐりです。」
「もう一種類あるみたいだね、こっちがウバメガシですね。」
「上を見上げると木の葉っぱが違うのがわかるでしょう。」
「この道を歩くだけで3種類のどんぐりが拾えていいですね。」

秋になるとたくさん拾えそうですね。
どんぐり好きな方にはおすすめです。
このへんです。


(先生)
「生き物が住む環境っていうのは植物が大事で、このへんもアシがあったり
シバナがあったりして、産卵場所として適しているので、たくさんの種類の生き物が住んでいますね。」

なるほどですね。
でもカブトガニは見えないですねー、、、

(先生)
「いましたよ!」

えぇ!?カブトガニですか??


シオマネキ


(先生)
「シオマネキです。ハクセンシオマネキも準絶滅危惧に指定されていますが、
シオマネキはもっと数が少なくて、早岐瀬戸にはいないとされているんですが、
いましたよ!」


シオマネキのアップ


おおぉ、このカニが、貴重なやつなんですね。。。

(先生)
「ちょうどシバナが生えているところで隠れてますね。」

なるほど、干潟とか植物とかも環境として大事なんですね。
勉強になります。



続きはこちら↓
早岐瀬戸ウォーキング その5
隠れてないで出ておいで!